タイトルの理由はでーさんの日記を参照のこと

でーさんの描く高村像は当人比1.3倍楽しい人格に見える。

高村がいつも聞き役にまわるタイプのでーさんが、あなどれんなぁ、と思う時がおおい、

近従：信長殿、今朝は厠がなごうございまするが、いかがなさいましたか〜♪
信長：ほんの痔（本能寺）じゃ〜♪

歌いはじめしか歌詞を知らない高村の歌ったところと、全く違う歌詞を日記に書き込んでいるでーさんを発見した瞬間とかである。
なんだ、他のこともたいていそうだが、こんな事まで詳しかったんだ。
ホントに聞き上手なんだから！
おいら尊敬しちゃうな。

水木一郎はいいよ。
昔懐かしい、魂揺さぶるような特撮・アニメヒーロものの主題歌を腐るほど歌ってくれるし。
ぜんぜん退屈しないよ・・・
偶然居合わせた野外ライブ、ずっと聞いていたかったけど、友達に腕を曵かれて連行されてしまったのが今でも悔やまれるよ、トホホ
水木一郎さんの前にはアニメおたくな人々が三角ずわりで、がぶりよりで、聞いていたよ。
ちょっと参加してみたくなった、危険な高村である。

さて、ひさしぶりにマツキチ君の日記を読みに行ったら、仏壇やの店名に笑わせられた、と言う話が書いてあった。

そう言えば、高村も高校時代、仏壇の看板に笑わせられた事があった。
高村の高校は寺町という昔からお寺の多い地域にあった。
仏壇、仏具店は大から小まで数えるのも馬鹿馬鹿しいぐらい近所に点在していた。
校門を潜り、鳥居の向こうにいつも見えていた看板は

『世にも不思議なお墓の物語』

・・・ビルの頂上にたてられた大看板。
そのビルの石屋かなんだかしらない店には行った事はなかったが、今もその物語をちょっと聞いてみたいと思っている・・・。

でーさんとsさん、3人で映画に行った。
ウォーター・ボーイズ。
でーさんと二人して、’01年夏のイチオシ映画だよね！
千と千尋の神隠し、押し退けて楽しみにしていた映画だったのだが、夏の熱さに負けたわれらは、2番館で、この映画を見に行く事にしたのだ。
待ち合わせ場所に、高村は縫い上がった赤のミニスカート（スリット入り）、ブーツに黒いタイツ、そして黒のニットの上に、ポンチョを着て出かけた。（日本で買った普通のポンチョだ！メキシコで買った本気のポンチョではない！）
でー：「旅人のようだ。国際色豊かだねえ」
と、でーさんは感想を述べた。
御飯やさんにはいって、高村がポンチョを脱いだとき、その真意が知れた。
日記を読んでなかったでーさんは、高村がポンチョの下にチャイナ服を着ていると思っていたのである！
高村：「メキシコポンチョと同じようにチャイナ服は私にとって、旅の記念品であって、衣裳にはカウントされないよ」（3着ぐらいもっている・・・。民族衣裳好きなんです．．．）
ていうか、普通に遊びに行く時に、チャイナ服で出かける人という評価が私には何の疑問もなく下されてるのだなあ、と思うと、日頃の行いもちょっと反省しないといけないかなあと思う一日だった。

信用ないのネ・・・私。


遠山の金さんの歌詞集めに協力して下さった、八尾さん、jackさん。
苦しんで下さった、ちょろのすけさん。
ありがとう。
解答はのちほど・・・。
いつか一緒に歌いましょう（笑）

♪〜御存じ長家の金さんが〜
もろ肌脱いでべらんめえ〜
おおっと金さん名調子〜♪

我が頭のなかを駆け巡る！ネバーエンディングソング！
誰か私のために、頭ッからの歌詞を教えてくれないか？！
私のために！！！嗚呼！

リーグ優勝時は平日ぶッちぎりでバーゲンだったため、優勝してもあんまり嬉しくなかった高村だが、日本シリーズの参加記念のようなバーゲンは、最終日が日曜日だったので、TさんとAさんと3人で出かけた。
一人だと、このふくらはぎははいらなかったら恥ずかしいナ・・・
引っ込み思案なタカムラ（笑）は、試しばきすらできなかったが、今日は3人だ。
ブーツをかう。
といっても、店員のように、「これがいいよ！似合う！」を連発する友人にのせられたところもある。
そして、手芸コーナーで、赤いチャイナ服にでも使いそうな、布を買う。
2，5M、5千円もした。
チャイナ臭い布なので、タイトスカートを縫おう。
スリットのはいったやつ。
帰りがけに本屋で、『スカート1年生』なる型紙付きの本を買う。
いちおう、基本のスカートの形がたいていのってイタからである。
なんといっても、スカートを縫うのは小学校以来である。
高い布だから失敗してはいけない、ダイエーの手芸コーナーで、格安3M、560円の布を買って、適当に縫ってみた。
ウエストの始末を残して、30分で縫い上がる。
難しいかと思っていたファスナーが、5分で付いてしまった。
すげえ！すげえ！このミシン！！
流石、20万円！
ミシンでファスナーが付くなんて知らなかった！！
こんどTにこの試しに縫ったスカートを見せて、どれぐらいの長さにしたらいいか相談しよう。
高村にセンスはない。

大塚美術館はなんだかんだといって、絵画しかなかった。

有間さんと楽しく遊んでいられるうちは良かったが、だんだん無口になって、疲れてくる我ら。

覚えがあるこの感覚。

「ナショナルアートミュージアム（英国）を思い出すね」

有間さんと一緒に行った英国旅行で（フリー旅行だったのだ）行った美術館である。

大英博物館は3日かけても退屈しなかったのに、アートミュージアムは拷問の域まで達してしまったものだ。

「フェルメールなんかもう、どーでもいい」

「ラファエロはもう飽きた・・・」

「疲れた。もう出たい」

とうとう逃げ出したのだ。

たこやきの時も思ったが、つい、限界を超えてしまうのは良くない癖である。

『髭の生えた女の肖像』

どうやら実在の人物で、となりにいる亭主と同じ髭面をした女が赤子に乳をやっている絵画に、みなの目が集まった。

でー：「描き留めておかねば！という、伝記作家の心を感じるよ」

高村：「問題は、この亭主が髭の生えた女に子を生ませたと言うところにあると思う！顔と体とどっちが好みやったと思う？」

有間：「高村。生まれてから生えてきたんだよ、きっと」

とど：「なんで、剃らないのかな？」

もはや、ゲテモノ以外は目に行かない精神状態だった。

シャガールの絵画で、男の顔が上下逆に付いているものがあった。

有間：「君には頭がシャガール（下がる）・・・・！」

ははははっはは！どこか気が抜けた笑いを飛ばしていたあたりが、私たちの限界だった。

蛍の光に背中を押され、どこかほっとして、美術館を後にした。

私は、美術館には向かない女だ。

今度から、趣味は「美術観賞」ではなく「博物観賞」にしておこう。

土曜日の夜、酒飲みながらB級映画を見よう！の会が開かれた。
日本酒党の高村と、T。
二人の間には男らしくも一升瓶が立ち、二人で男前にコップ酒。
「イヤや、その一升瓶の位置」
そうのたまうSは日本酒が苦手なので、高村がイタリア展で買ってきた最後のワインを捧げた。（何本買ってきていたのか？それは3本である。重かった）
「ん〜、この日本酒、薄い感じするね」
Tのお酒である。失礼な高村だった。
今日のB級映画は、その名も「キラー・コンドー〇」（乙女心の伏せ字）もっそB級な感じである。
このビデオ、近所に新しくできたツタヤの、『見逃していませんか？店長推薦！ホラームービー！』の棚に4本も並んでいた一品であった。しかも平たく並んでいたのだ。
店長のイチ押しに違いなかった。
ツッコミどころ満載の、愉快なホラーを期待して、スロットに差し込んだ。
35インチ大型テレビ、アンプで大型スピーカにつながった迫力満点、音響効果抜群のテレビ室。（弟の部屋なのだが、奴はオーディオ関係にこり倒していたのだ。音響をよくするため、スピーカーの下にはコンクリートブロックが積んである。毎月、日本音響学会と言うところから謎の学会誌も届く。今も日本のどこかで、電脳部屋を新しく構築していることだろう）
目の前には酒。
良い感じである。

ビデオが始まった。
安っぽい連れ込み宿に、大学教授が学生を騙して連れ込んできた。
卒業単位をやる見返りに、関係を迫る教授。
しくしく泣きながら、承諾する学生。

「ほんまにこれアメリカ映画か？」

アメリカという国の国民性に対する偏見を口にしながら酒を飲む。
高村が飲んでいる間に、教授は部屋に備え付けのコンドー〇を局部に装着した。
『ギャー！』叫ぶ教授！『キャー！！』もっと叫ぶ学生。
コンドー〇に局部を食いちぎられたのである。飛び散る血飛沫！ぼとっ。落ちてる・・・。

「もっそ嫌なモンスターやな〜」
「男の人にとっては身の毛もよだつ話なんかな〜」
酒のあてはTの土産のポークジャーキーであった。うまい。

同じ連れ込み宿の中で、そんなことが何件も起こったらしく、翌日の警察署は被害者の相手の娼婦が疑われ、学生もいたが、大勢の娼婦でごったかえしていた。
『そんな化物がいるわけがない！食いちぎったに違いないさ』
ある意味常識的、ある意味非常識な上司を持つ、イタリア系警察官マカロニ刑事は、そんな上司に疑問を感じて捜査に乗り出した。
問題の連れ込み宿に乗り込む刑事。
後ろにはなにやら見目麗しい、美少年が・・・。
『こいつは誰だ』マカロニ刑事も気になったらしい。
『男娼だよ。このあたりではよく稼いでいる』
捜査協力させるのかな〜？
高村がお酒のお代わりを注いでいる間に、物語は思わぬ方向へ。

「買っている！」なんとー！

問題の部屋で、捜査もせずに、服を脱いでお互いの体をアピールする二人！
もつれ込んでいる二人！
主に映っているのは少年の奇麗な裸だったが、思わぬ展開にコップを持つ手も止まった。

「・・・男の人にとってはホラーなんかな〜」(T_T)
今、兄とか、父に踏み込まれたら・・・。思わず音量を絞る。
高村にとってもホラーだった。
（請求があれば、つづく）

どこをめくっても、どこをめくっても、ギリシャ〜キリスト諸国の展示が続いた。（大塚美術館）
系統展示では、えんえん聖母子像、受胎告知の有名画が続く。
時代が経つに連れて変わって行く表現を見よ！
という展示だったが、高村はキリスト教徒じゃないので、敬けんな気持ちはこれっぱかしも抱かなかった。

受胎告知では、窓の向こうに唐突にヤハウェ（知らない人がいたら困るので、ヤハウェはイエスが出てきてから影が薄くなったけど、ユダヤ教、キリスト教の神様のことです）が、バストショットで空中に湧き出て、マリヤに妙な電波を送ったり（カメハメ波を発射した後のような手の形で凍り付いている）、スペシュウム光線を発射したり（手から金色の光線を発している）しているのが笑えた。

エル・グレコ「オルガス伯の埋葬」では、鎧を完全武装したオルガス伯を2人で持ち上げるカソリックの僧侶（カタログによると、聖アウグスティヌスと聖スパテノ）が目についた。
ヨーロッパの鎧と言えば、こけたら自力では立ち上がれず、落馬したら自らの甲冑の重みで死に至ると言うとてつもない代物である。
それを涼しそうな顔で容易く持ち上げるとは！

このじじいと若者は相当の手だれに違いない！

高村：「この法衣の下はポリゴンの格闘系ゲームの登場人物のようにがっしりしているに違いない！
脇の下にあせもが出来、気をつけができない人に違いない！
登場のシーンでは、5メートルぐらいの高みから、『とうっ！』とばかりに飛び下りる！
しかし、筋肉隆々の体は音もなく、片足着地が可能なのだ！」
高村は両手を肩のまで上げ、片足を上げて、登場シーンを再現してみせた。
高村：「ローマ教会拳120段ンン〜！」（※ありません）
手首をくッと返し、南斗水鳥拳のポーズを取る高村。
有間：「ならば、奥義をもって応えよう！」
ビシッ、泰然自若、ラオウの構えを取る有間。

二人の対決を止めた声。
とど：「も〜、あばれないの！」
軽くたしなめられた。（笑）

この日、有間さんに奥義をもって応えてもらったのは両方の指で数えても足りない。
早く大人になりたい。（嘘）

システイーナ礼拝堂で、大塚美術館の館長にぶつかる。
天井画にはかの有名な、アダムとヤハウェの
「触ってみたいけど、ちょっと恥ずかしい・・・」画。
　だが我々は、そんな有名な絵なんかどうでもよかった。
2枚面の天地創造中と思われるヤハウェに目を奪われていた。
でーさん：「激しく指摘しているよ！」
でーさんの感想の通り、長衣巻き付けて宙に浮き上がり、激しいパースでこちらを指差すヒゲの立派なじいさんがそこにはいた。
高村：「ほんとだ、『そこ！ビシィィィィ！！』ってかんじだね」
とどちゃん：「しーっ。騒がないの」
きゃっきゃと遊ぶわれらには今回、ブレーキも同席していた。
この展示場は、原寸大の絵画を飾るために、原寸大の礼拝堂の構造まで再現していた。
礼拝堂は音が響くのである。一応他の人もいる事だし。
とおもったらそれが館長だったのである。

高村は
「お話を聞いて行きませんか？」
というので、天地創造やら、目の前にある最後の審判で、人間の抜け殻だけ持って上がられてるのは何かとか、そういう、学芸員が語ってくれそうな事を言うものだと期待して、
「はい」
と応えたのだが、いきなりおやじは入り口で渡されたリーフレットを読み上げはじめた。
「縦に開いて下さい」
そこには展示場の内部構造と、展示内容の解説があった。
『こんなものは展示場を見ながら、ちょろっと見れは事足りる話である』
と、思い、もう一段、広げると。
「それは横でしょう」
と注意され、
「縦って言ったらね・・・」
小学生に咬んで含めるように、指導を受けた。
『わーっとるわ！ちゃんと開いて欲しかったら、聞く前から内容のない話だと悟らせるな！』
殺意を覚えた。
まるで我々が文盲であるかのように、リーフレットを読み上げ、
「この美術館は広いから、1回目は下見のつもりで、2回目に細かく見て行って下さい。
時間が足りないですよ」
とか、ぬかすのを聞いてるのが一番の時間の無駄だった。
おやじのつまらん喋りは実際よりも5倍ぐらい長く感じ。
絵のことにはほとんど触れぬまま、話はおわった。
とんだ美術館宣伝員だった。
よく考えれば、陶器で焼き込んだレプリカを修復したりするわけもないし、展示を入れ替えたりするわけもないから、学芸員も何もいないのである。
大塚製薬の天下りか、左遷先じゃないのか？この美術館の館長って！
入ってきた時は御機嫌だったのに、出て行く時は腹立ちまぎれだった、システィーナ礼拝堂。

大塚美術館のススメ、それは、展示番号1番。
システィーナ礼拝堂で網を貼っている館長には近付くな！
である。

でーさんとこに行ったら高村の男らしい旅支度に、何やら感慨を受けたらしいでーさんがいた。
車移動する1泊旅行には、着替えは必要無い。
友達の家に泊まる時は
「パジャマ貸して下さい」
旅館に泊まる時は、
「浴衣で上等！」
服はいらないのである。
下着だけあればいい。（着替えは2泊以上から必要）

でーさんも、有間さんも、同じ考えらしく、鞄は小さく荷物も少量だったが、
独り、とどちゃんだけはちがった。
ブランドのでかいバックで登場したのだ。
「・・・公務員はまだバブル弾けてないんだね」
有間さんとでーさんは実質、3泊と2泊。
その彼女達の倍はある完全一泊旅行の荷物にちょっと笑ってしまった。

さて、とどちゃんと私はほぼ2年ぶりの再会である。
とどちゃんと、有間君、でーさんの接点はほとんど私だけなので、私からの、情報しかもっていなかった。
ちなみに
「有間さんはね、小柄で私と同じぐらい。
ほんで、胸がアメリカ人やねん」
「でーさんはね、中肉中背でお尻がプリッと上がってるの」
こんな情報である。
「それじゃぜんぜん分からん！！」
と怒りながらも、内心、
「私の事はどんなふうに、説明されているのだろう・・・」
不安になっていたらしい事は、皆で風呂に入った時、聞いた話だ。
とくに、とどちゃンに関して肉体的説明はした事がなかったが、今回から、
「一緒にお風呂はいったとき
『この湯舟はCカップ以上の人しか浸かれません』
といったら、
『ひどい〜、意地悪〜』
身悶えしてくれる可愛い人」
と説明する事にしよう。
こんでいいか？

有間ジロー、高村、でー、とど。（敬称略）
奇しくも日記カルテットで、旅行に行った。
高村の車で、徳島の大塚美術館に行くのである。
高村は高速の乗継ぎをした事がないので、上ッすべりしたスピーカーになっていたが、まず同乗のみなに、高村の車に乗る時の1箇条を伝える。
別に土足厳禁とか、飲食禁止とか、そんなケツの穴の小さい事は私は言わない。

高村の車の周囲で、うろんな行い、またはそれに準ずる行為、或いは、道徳に反するような行いをし、高村の気分を害した車、あるいはそれに準ずるものがあった時、
高村：「『や〜っっておしまい！！』
ぽちっとな。（架空のボタンをおす）」
という叫びに応えて、
同乗者：「アラホラサッサ〜！！」
と叫ぶ事。
これのみである。
無論これを叫ぶために、眠ることは許されない。

とど：「年令を選ぶ掟やな〜」
この発言が不味かったのか、今回の旅行はなかなか息が揃わなかった。

7月20日の日記より。

『・翌週、突然「ヒカルのバスケットボール」とタイトルを替え、突如身長2メートルになった主人公が、血の染みのついたバスケットボールを発見。
全日本入り目前に血を吐いて倒れた天才バスケットボール選手に取り付かれ、バスケをする事に？！』

有間さんが遊びに来たので、ジャンプを買った。
すると！
ヒカルのバスケットボールが始まっているではないか！
残念ながら、2Mも身長はのびていないが、15センチは軽いくのびている。
髪型も同じだし、顔も変わらない。
高村：「ヒカルのバスケットボールが始まっているよ！」
嬉しげに有間さんに報告した。
有間：「違うと思うよ・・・」
高村：「う〜む。体育館倉庫裏で見つけたのは、エアジョーダンのボールだったかもしれないけど。たいした違いではないよ」
有間：「ジョーダン別に死んでないよ。現役に復帰したし」
高村：「細かい事は気にしないのさ！」
有間：「で、このバスケ漫画読んだの？」
高村：「この漫画は読まない方が面白そうだ」

一生この漫画に目を通す気はないので、『ヒカルのバスケットボール』予言が、高村の脳の中で完全に適中している事になる。
どうでもいいけど、読むものないね、ジャンプ・・・

その日高村は、酒を飲む前にスポーツ飲料を飲んでいたのだ。
その時点で、胃の中の浸透は血液に近くなり、アルコールの吸収も、そりゃあ大変良好であったろう。
高村は3杯くらい飲んだ後の記憶がない。
有間さんがいうには、
高村はまず、
饒舌になり、
「標準語で」ネぐらい過去を語りはじめ、
まるで死が近付いた人のように、ありとあらゆるものに、力なく感謝しはじめ、
たまに、「私は、この挙げられた右手の行き先を知っている」
点滴をうたれた右手を差し上げ、点滴を逆流させたりしたらしい。
・・・我ながら愉快だ。
有間さんは、恐ろしかったらしいが。

そしておもむろに、
「トイレ行ってくる」
点滴をからからいわせながらトイレに入ったらしい。
有間さんは心配して付いて来ていた・・・。
『チャリーン』
小さな金属音のほうを有間さんが眺めると、そこには点滴針が落ちていた・・・。
トイレの個室の中で、点滴を引き抜いたのである。
ここで高村の手は血まみれになったのである。

「高村さ〜ん！お願いあけて〜、高村さ〜ん！」
有間さんは、便意を催し、にっちもさっちも行かなくなった人よりも必死になって、トイレのドアを叩いたという・・・。（多分）
一生頭、上がらないです。ええ・・・。
以来深酒を心に深く戒めた高村は、千鳥足になった事はない。

さて、にゃもさんから飲み比べの挑戦状を受けた。
でも、違うのである。
100有間＝高村＝50％でー
であるから、にゃもさんが飲み比べの挑戦状を叩き付けるべきは、でーさんなのである！
一緒に飲んでもいいけど、飲み比べをするなら、割り勘はイヤだな。（割にあわない）
飲み放題ならいいけど〜♪

さて、布袋メンバーのチラリズム（襟元ね）ナイス笑顔ポートレイトを見に行く前、高村達は間違った日本料理屋にいた。
白の玉砂利に飛び石のエントランス。
大理石の上がり口＆廊下、通路はガラスで仕切られ、2枚合わせになったがラスには、掛け軸のプリントされた布が入っていた。
正面には、四角い座卓の上に和紙の巻き物が積み上げられ、水引きで華麗に留められている置き物。
総じて、ニューヨークあたりにある間違った日本料理店、と言う風情であった、
この店、やたら店員が多く、サービスはよさそうであったが、日本料理店なのに、ウエイター、ウエイトレスの制服はまるでイタリアン（の料理人）であった事を書いておこう。

さて、金髪（短くて立ててある）のあんちゃんが、御盆を持って立っていたところ、後ろから来た黒髪（短いオールバック風）の大柄のあんちゃんが、金髪のお尻に何かした。
金髪は吃驚して、3歩程飛び退き、何やら笑いながら文句をいった。
『友達なのかな』
高村は思っていたが、
3分後、厨房の自動ドアがプシャーと開いた瞬間中で、また同じ事を同じ人達がやっていた・・・・。

もう大人だから、分かっているとは思うが、カンチョウは危険な荒技である！
3歩飛び退くほどの勢いでカンチョウをすると、いつかキレ痔になってしまう気がする！

高村は、一緒に居たSさんに、
「どーゆー店なんかな〜。
さっきから、あの金髪の兄さんが、向こうの黒髪の兄さんに、いたずらされている」
と訴えた。
高村はカンチョウだろうと思って話していたのだが、彼女は尻を撫で回されていると捕らえ、
「あらゆる意味で面白い店に入ってしまった！」
ちょっと喜んでいた・・・・。
また来ようね！と強く誘われ、うん。と答えたが、
「その喜び方はなんだか間違っているよ・・・」
と、高村は最後まで言えなかった。
3歩も飛び退くねんから、カンチョーと思うねんけどな〜
あんなにSさんが喜んでいたので、もうセクハラでいいか？思う事にした。

エルミタージュ博物館から何か来ているらしい、いかないか？
とお誘いがあったのでいって来た。

呼び物の「スキタイの馬装身具」よりも、
「エカテリーナ女帝のポートレート」よりも
「ピョートル1世のポートレート」よりも、
高村の心を放さなかったのは1枚の小品である。
「壷と仏像の静物画」

『布袋・・・・？ほていさん！！』

上品そうな壷の横に、でっぷり福福と肥え、満面の笑みでこちらに微笑みかける、七福神の布袋メンバーがそこにはいた。
布袋さんは仏じゃないだろう・・・
はおいといて、こんなところで、妙なジャポニズム時代の絵画を見るとは思わなかった高村だった。

さて、高村はあんまり酔っぱらったりはしない。
有間さんの100倍は酒に強い。
まあ、有間さんは、タコ焼きバイキングの飲み物のチューハイ（有間さんの名誉のために言うならば、大ジョッキ）で、胸まで真っ赤になり、手足まで斑に赤く染まってしまう、凄い人だ。
そして、体調のいい時のでーさんの半分ぐらい酒に強い。
でーさんは、
「一度、お酒を飲んで、ぽっと赤らんでみたい」
という、ささやかな夢を持つ。
だがしかし内臓諸器官の機能により、それは許されない星の元に生まれたお方だ。
両極端であるが、この二人をサンプルにすると、私は酒に強い方だ！

そんな高村は、酔うと記憶を無くす質だ。
吾が人生今のところ、そこまで酔ったのは2回だけだ。
高村は日本酒党である。
だがしかし、日本酒を飲んでくれる人がいないと、日本酒は飲めない。
侘びしすぎる風景だからだ。
因に日本酒飲んでいて酔った事はない。
5合ぐらいしか、試した事ないけど。

高村が酔っぱらった次の日：
気が付いたら、高村は自分のベットに寝ていて、右手が血まみれ（乾いた血がばりばりになって指紋の中に残っていた）になっていたのだ。
「ええ〜？！なんで？何で私の手は血まみれなの？」
な・・・何も覚えていない！
誰か刺したんちゃうやろな？
こういう時は、
「一緒に行った有間さんに、来てみるダス！」
電話に出た有間さんは、
「昨日の事を思い出したら、恐くて」
いきなり電話口で泣き出し、電話ではこの話はできないといって、切ってしまった。
何をした〜？何をしたんだ私！！
妙な汗をかきながら、誰かに怪我をさせたなら、その責任は取らねばなるまい。
有間さんの家へ訪ねて行く事にした。
有間さんの頭に包帯とかまいてあったらどうしよう・・・（涙）

「目がさめたら右手が血まみれ」
と言う、大学のコンパにしては凄い展開の、酔っ払い話。
その謎解きは次回！

店に、数日前から子猫の泣き声が聞こえて来ていた
子供が、親から引き剥がして来たネコを、店の裏の駐車場に集めて来たのだ
飼うつもりかなんか知らんが、倉庫の段ボールを駐車場に広げ、ネコの家らしいものを製作して、ガムテープで蓋をして中に閉じ込めて帰った。
・・・無知は残酷である。
朝、段ボールハウスから、はい出して来たネコを曵きそうになった、米屋のおじさんは、（高村の）店の段ボール置き場の大きなダンボールの中に、危ないから、とほおりこんだ。
高村がなんだかやけにネコが騒がしいと思って、見ると、4匹の仔ネコがそこにはいた。
黒猫の二匹は、普通の子猫。
三毛と茶虎は、乳ばなれもまだで、まっすぐ歩けもしない本当の子ネコだった。
・・・。
取りあえず、こんなところに放っといたら、確実に死ぬので、下に下ろしていると、
「そのへんに放したら車で曵いてしまうで」
米屋に言われた。
「でもこのままにしてたら、確実にここで死ぬでしょう？」
沈黙が落ちた。想像力の欠如も、かなり残酷である。
取りあえず、野良としてやっていけるようになるまで、餌付けをする事に決めた。
にゃーさんたちは、高村を母親と思うのか、高村を見るとよろよろ駆け寄ってくる。
高村に登り、しゃがみ込んだ膝と胸の間の狭いところに顔を押し付けて眠りたがる。
赤子ネコは腕あたりを揉んでぺろぺろなめる。
乳を探しているのである。
勤務中高村がテに入れる事が出来たのは、モンプチ（要缶きり）であった。
薬局に缶きりはなかったので、使用できるのは、同じ店にもう一度買いに行った、ペディグリーチャム（缶きり不要）であった。
犬のえさで大丈夫だろうか？
与えてみる。
黒猫2匹は大丈夫だった。
凄い勢いで喰う！
三毛と茶虎は、ちょっとしか食べない。
水でほぐす。あんまし食べない。
でも私にしがみついて手とかをチュウチュウなめるのである。
ああ！（涙）
希望の母乳が出してやれたらよかったんだが、こんな時高村はあまりにも無力だった。

さて、3時をまわると元凶の小学生が、ネコを連れに来た。
昨日や一昨日のように2時間ぐらい遊んで、また捨てに来るつもりなのである。
だが、ネコは高村の膝の上で、食後の昼寝をしていた。（は〜た〜ら〜け〜、俺）
「そのネコ、うちのネコやねん、親ネコに付いて行って迷子になっててん」
2日前の夕方、うちの裏でネコハウスを作っていた子が、いけしゃーしゃーと言った。
だが否定する要素がない。
クロを含めて4匹とも、目を放した隙にTシャツの前にたくし込んで、彼女は去って行ったようだ。

彼女の発言が嘘ではなく、ちゃんと餌をもらえるといいのだが。
まだ、3／4ほども残ったペディグリイチャムと未開封のモンプチ5缶を残して去って行った、ニャーさんたちの為に祈らずにはいられない、高村だった。
・・・さみしい。
父がネコアレルギーでさえなかったら！

（でーさんの日記、9月30日に対応しています。）
なぜ阪神は優勝しないのか？
カーネル・サンダースの呪い。
それもあるだろう。
今頃は大阪湾のヘドロの下で、ぶつぶついってるにちがいない（道頓堀って、海に繋がってたのかしら？）
『阪神が優勝するのは21年周期』と言う説。
これに希望を見い出すでーさんに言っておかねばならない。
（阪神の優勝を知らない子供達と言うレコードまで出たのだ。前回の優勝前には）
『阪神優勝、ハレーすい星説』というのがあることを。
そう、前回の優勝はハレーすい星がもたらしたと言う説だ。
次のハレーすい星・・・高村が生きている間にはもう、こないだろう。
せめて、同等の天体ショーで、許してもらえないだろうか？
一緒に、カーネルサンダースに祈りを捧げよう。
因に獅子座流星群レベルではちっとも勝ちゃしなかった事を、特記しておく。
そして、最もイヤな説は・・・・
『球団関係者、人柱説』
優勝した年は、球団社長だか、オーナーだか、副社長だかがなくなったのである。
そして数年後、阪神の弱さに責任を感じたのか、球団役員が自殺したのである。
その時、阪神が2位でフィニッシュした事により囁かれる説なのだ。
（自殺はダメです。自然死でなくては）
阪神は負けがこんでくると、球団関係者に嫌がらせが行くので、他殺もダメだぞ！
と、ここで特筆せねばならないだろうか？
高村は思うのである。
経済活性化のために、オリンピック招致にお金を注ぎ込んだが、
阪神を優勝させた方が、もっと安上がりで、効果絶大な景気回復に繋がったのではないだろうか？と。
野村監督、来年も監督するンやったら、あの嫁はん離婚して望んでくれへんか？
大阪・兵庫（本拠地）のために。
今のところ、阪神の足を引っ張ってるもっとも強力な呪は、あの女だと私は思う。

チーズビットは春夏の限定商品で、秋冬は同じラインで、おさつスナックを作っているらしい。
高村はこのチーズビットの大ファンで、しょっちゅう喰っていたのだが、そろそろお別れらしい。
買いだめしておこう・・・。
消費期限が製造から4ヶ月って事は、もうしばらくしたらお目にかかれなくなってしまう。
100円ショップで、六角レンチとともに買い込まれる、チーズビットであった。

さ、マックのキーボード分解して中掃除しよっと。
（スケルトンなので、ゴミが目立つのだ）

今日倉庫の整理をしていたら、ゴキブリの巣にぶちあたった！
「わー」も「きゃー」もなく、売り物の殺虫スプレーの包装を破り、噴射！
3匹は倒したが、残り2匹は死亡を確認するに至らなかった。
運がよければ、どこかで死んでいるであろう。
ところで、高校時代に、教室に出現したゴキブリに逃げまどうクラスメイトなるものを観察する機会に恵まれた事があるが、一人でもあんなに騒ぐんだろうか？
素朴な疑問である。
高村はわりと誰が居ようと居まいと、殺虫剤をかけて、弱ったところを帚でちり取りに掃き入れて、庭に捨てるのだが。
（ゴミ袋に何重にも包んで捨てる事もあるけどね）
人々はどうしているのであろうか。
キャーキャー叫んで逃げまどっている（一人しかいないのに）人とは友達になれないかもしれないと思うが、
『私は何も見なかった』
自らを騙すタイプの人とは割にいい友情が築けるかもしれない。

さて、我が友人には虫嫌いの人が多い。
チョウチョが嫌いな、友人Tは、
「燐粉で窒息しそうだ！」
「羽を取ったら芋虫と同じだ」
（有間さんは「羽を抜いても蝶は這えないので一緒じゃない」と言っていた。ま、そりゃそうだ）
「大体さなぎの中で、いったん液体に溶けてから、変態するねんで！こんな生物を地球上の生物と信じていいのか？！やつらは宇宙から来たエイリアンだ！」
と、力説する。
虫嫌いは虫にいやに詳しい。微に入り、細に入って嫌いなのである。
そんなTはゴキブリは叩き潰す派だ。
そんな事をしたら、掃除しなくちゃいけなくて不快じゃないか？と思うが、生存が許せないらしい。
そんな闘える戦士Tにも、存在の許せる昆虫がいる。
それは・・・くもさんである。

ある時、部屋の角に追いやったゴキブリが、窮鼠ネコを咬む！
顔面に向かって飛びかかって来た時。
「お嬢さん、大丈夫ですか？」
ひらりと蜘蛛がゴキブリを捕らえ、
「せめてお名前を！」
「はは、名のるような者ではありませんよ」
語り合う暇もなく、鮮やかに姿を消したそうな。
「セザール！」（このコマーシャル、地方かな？）
と名付けて今も感謝しているらしい。

有間さんも蝶は苦手らしい。
「子供のころ、燐粉を好奇心で水で洗い流したん。洗い流された後、悶えのたうつ蝶が恐くなって逃げ出したんだよね〜」

高村は触れないけど、存在しててもいいと思っている。
倒さねばならない昆虫は今のところ、蚊がトップである。