すっかり寒くなり、ダウンを出した今日この頃。
はじめ君は匍匐前進をマスターし、出しても出しても、ちゃぶ台の下に入り込み、高村を一瞬、焦らせます。
好奇心を無言で満たし、常になんか握っております。

みよちゃんも３歳になって、
高村「歯を磨くで、おいで～」
みよ「なんで？」
高村「なんででも」
みよ「イヤ！」
高村「ほらほら、膝の上に頭のせなさい」
みよ「え～、ムリー」
高村「無理ってなんじゃい、早くしなさいよ」
みよ「ごめんなさい、ママ怒らないで？　ごめんなさいね？　もうしないから？　ね？　もう怒ってない？」

過剰に謝って、罪悪感を植え付けるという高等手段を身に着けた。
イヤイヤ期はもうおわったんだろうか？
イヤのバリエーションが多くて、もうよくわからないのだった。

自己紹介型ヒーロー、アンパンマンに影響を受け始めたミヨちゃんは、
アンパンマンパソコンが開けられないのは、

「だめだ～、顔が汚れて力が出ない～～～」

せいであると主張する。
ちょっと開け方が難しいのと、握力がちょっと必要なせいなのだが。


さて、みかんが好物のミヨちゃんは、

「みかんたべゆ～～」

うれしげに必ず２個みかんを持ってくる。
いっちょ前に選んでいるようである。
すべての思考が口からあふれるミヨちゃんの言葉に耳を傾ければ、

「顔がへこんで力が出な～い！」

と、いうことらしい。
みかんはちょっと周りに押されて凹んでいるほうが甘くておいしいんだよ・・・。

見た目がすべてじゃない！

昔、粋に暴れまわっていたって言うぜ･･･（Ｊ9）は、置いといて。

おかまの日と聞くと、ヤン・ウェンリーの誕生日だなあ。
とか思い出す。
銀河英雄伝説というこっぱずかしいタイトルの小説中に登場するキャラクターである。
映画にもなったし100話を超えるビデオアニメも発売された。
一部には結構有名な小説だったりするんだけど･･･。
どんなものであれ一部では有名なんだよね。参考にならない発言をしてしまった。

2日の発言は1日遅れのエイプリールフールでした！
と言うのこそ嘘で、やはり、うちには歩き始めたミヨちゃんがいる。

母乳で育ったミヨちゃんは、哺乳瓶もスパウトもストローも洗うのが面倒だと思った高村のせいで、お座りができるようになった生後5ヶ月から湯飲みやコップで湯冷ましやらお茶やら飲まされていた。
おかげで1歳の誕生日には両手を上手に添えて一人で日本茶をすすることができ、
「おいちー！」
感想を叫ぶまでに。（唯一覚えた日本語）

そして、飲み終えたコップを床に投げつけるようになった。

「どっかの軍人か！！！」

つっこむ高村の脳裏にはキラキラしい銀河帝国軍人の姿が浮かんでいる･･･。
どこの？と聞かれた時のために、出陣前に乾杯した器を割る習慣のある軍隊を探しておかねばならないだろうか･･･。

大阪の松屋町といえば、大阪では有名な人形の町である。
ちなみに「まっちゃまち」と、音読するのだが、私のカーナビは関西弁地名を受け付けてはくれなかった。

町のあちこちに雛人形ののぼりがかかり、この連休から軒並みセール価格になった。
と、店の人は言う。
何軒もはしごした結果、赤札はセール価格、黒札は定価。
黒札しかかかってない店でも、売値は大体、半額まで負けてくれるそうだ。

ケース飾りではそうも行かないだろうけど、お雛様とお内裏様を顔で選んで、収納飾り、屏風の飾り、うろうろ選んで、雪洞からお花やら選んで、組み合わせが選べるのが実店舗のよいところ。
季節の飾り物って、なんだかいい。
子供の頃はなんとも思わなかったけど。つり雛とかもかわいい。
自分の子供の頃はケースの3段飾りで、美人で触れない人形に何の親近感も抱かなかった。
今よりずっと子供も多いし、売り手市場で高かっただろう雛飾り。
もっと、喜んでやればよかったかなと思う。

しかし、小学生の私に自分で押入れから出して飾らないからと言って切れて人にあげちゃったってのは、親としてどうなのよと思う。
当時小学生にしてもチビの私に持ち上げられるシロモノではない。
自分が出すのが面倒だからあげたはいいけど、娘は自分の雛人形を忘れたわけではなかったので、逆切れしたのが正しかったんだな。

大人になるって、素敵なことね。
ずっと私が悪かったんだと思ってたけど、そんなでもなかったんじゃないかなと、うすうす分かったことがいくつもある。
高いのか安いのか見ているうちにさっぱりわからなくなり、組みあわせているうちに値段も、言われるがままに払うんだけどね・・・。

ちなみに現金が基本。カード会社は問答無用で5パーセント手数料取るから。
昨今のポイント流行は、小売業滅んでカード会社だけ残りそうで、気持ち悪いわ。