とうとう、そんなものまで出るのね。
でも、マリンさんの教えを中実に守ると、キーボードを分子大に分解する事にならないかしら。
（ものすごく年齢的に微妙な突っ込み）

紗良さんが、新しいパソコンを買うのに諭吉さまとの別れを惜しんでいるのを拝見して思い出しました。

高村が高校生の時、13万円のワープロ（時代を感じるぜ）を買ったことがあります。
当時それはそれは高価な買い物でした。
高村は友人と供にワープロを選び、購入の時には、2人で『蛍の光』を唄い、13人の諭吉達との別れを惜しみました。

ジョーシン電気はそんな高村に、びた一文負けてくれませんでしたとさ。
（男の店員捕まえればよかったぜ、おっちゃんなら、負けてくれたに違い無いのに！）

今はポイントカード全盛だから、面白い事言っても負けてくれないけど、昔は引いてくれたのよ。
（高村は恥ずかしがりなので、『負けて』とはよう言いませんが、
笑い話をすると、おっちゃんは笑いながらちょっとおまけをしてくれたものよ）
女性店員と下っ端はダメだけどね。
と、かつての大阪理論を披瀝して今日は眠ろう。

飛鳥ハイキングでO村さんに教えられた、黒岩重吾の小説をかりて来た。（買おうと思ったら、近所の本屋には無かった）
中大兄皇子、そして、なんでわざわざこんな時代のサスペンスを書くかな？と不思議がっておられた斑鳩宮始末記。
楽しそうである。

さて、飛鳥村は山と言う山も無く、高村は唄わず、へこたれず、しゃがみこまず、その行程を終えたのですが、よく喋りました。
O村さんは、かわそうますみ（漫画家）さんも飛鳥時代を題材にした漫画を書いているよ。
小説が取っ付き難かったら、漫画はどうだい？
かわそうますみさんは少女漫画には珍しく、キャラの顔がちゃんと年をとって行くんだよ。
と、私に勧めて下さいました。
しかし、高村はかわそうますみはとある理由があって読めないのでした。
そう、キャラクターがアップになる時、それは少女漫画では、乙女が喜ぶ効果なのですが、（多用されているところを見ると）
かわそうますみさんのキャラの場合、

『この人、後頭部が無いわ！』

高村は笑いがでて、そこまでの話が台なしになってしまうのです。
（※同じような理由で読めない漫画家さんに、とおみやせんこさんがいらっしゃいます。
角刈り等のデコを出したキャラの、額が気になってしょうがなくなるのです。
ファンの人ごめんなさいよ。こんな人もいるのだと許してください）

そして、やまとわきさんのあさきゆめみし、いやな事があるたんびに源氏の前髪がハラリと額に落ちる・・・そのたび、
『美形ぶりおってプププ』笑いがこぼれます。
そんな話をしていると、S藤さんが言いました。
「高村さん、乙女として間違っているよ」
やはり、乙女としては美しいやまとわきの芸術、2次元の世界にうっとりすべきだ、と、きっと言いたかったに違いありません。
私もカラーなどは大変美しいとは思うのですが、源氏がなー。
と言葉を濁していましたら、
「源氏の君は、自己抑制を覚えるべきだよ。克己心とか、自制心とか」
O村さんはいわれました。
まさに高村の思うところでした。
私だって鬼ではありません、原因が自業自得の同じ過ちでさえ無かったら、落ち込んでる人に
「ひたってるねえ〜〜〜」
などと声はかけないのでございます。

こうして高村の乙女心はギリギリO村さんによって救われたのでございます。
しかし、
「でーさんのリトルマーメイドの時も思ったけど・・・」
（※S藤さんはでーさんのまぶだち）
「え？リトルマーメイドの時は私が隣にいたんだよ。すごくよく作れたんで大満足だったんだけど」
町内会長の魔法使いのおばあさんは、とても秀逸だと大変感心したものです。
「君たちの乙女心は間違っている！」
どうも情緒が足りなかったらしい。
・・・・情緒。

リトルマーメイドは本当の筋を知らないので、人魚姫を情緒的に捕らえると、
「人魚姫は恋だけを知って、幸せに死んで行ったのね」
でいいのだろうか？
少なくとも家事ノイローゼになったり、育児ノイローゼになったり、嫁姑問題に悩んだり、文化圏の違いに苦しんだりはしなかった訳であるし。
・・・・情緒？ああ！なんか違う気がする！

乙女心、それは砂漠の逃げ水に似て、近付いたかと思うと遠く、しかも別に・・・本当にある訳でも無かったらどうしよう・・・。
S藤さんに今度正解をきいてみよう・・・。

というかいって来た。
高村はだいたい見て回る順番と、行う事は書いて参加者に呼び掛けたつもりであったのだが、
「では、ここで大化の改新ごっこをします」
といったら、
「え、うそ？本気？」
といわれてしまった。
メキシコのチャックモール前では、パーフェクトチャックモールとなり（でーさん談）、
奈良東大寺では金剛力士像となり、
北海道のクラーク博士像の前では、共に少年に大志を抱かせ（同じポーズをとって写真をとった）、
名古屋の水族館前では、皇帝ペンギンの銅像と共にうつろに空を眺めさせていただいた高村である。
（※皇帝ペンギンの平均身長は140〜145センチ。
150センチの高村は生物として完全な弱者であると言う事を自覚して以来、皇帝ペンギンは私にとって猛獣である）
無論本気だった。

配役。
皇極天皇
蘇我入鹿
蘇我石川麻呂（三韓の使者に変わって上奏文をぶるぶる震えながら読み上げる人）
中大兄皇子（ふがいない部下に切れて、入鹿に一太刀目を浴びせる。ここだけ人が変わったように短慮である。首謀者って手を汚したらダメよね）
中臣鎌足（倒れた入鹿をやたら執拗に刺す。何か弱味でも握られてのかな）
という布陣である。
人々の不振な視線を浴びつつ、4コマ風に楽しく写真撮影後、普通に観光して帰って来た。
実に！有意義なハイキングであった。

そしてまた、自分がかなりだじゃれ生産機である事を知った、ハイキングでもあった。
どれほど、デスラー総統を呼ばれたか、数えきれぬくらいである。
（※4月2日の日記参照）
北海道で凍りついたと、言われて数年たつが。
未だに元に戻らぬ高村なのであった。
昔はもっとハイブロウだったの、ホントよ。（笑）

高村が死刑になっただじゃれ（一例）
友人「あ、いまよろけたね。足に来たの？」
高村「いや、つっかけだけに突っかかっただけ」（本日の足下サンダル）
友人「デスラー総統ー！」

高村は、就職の面接と言うものをした事が無い。
バイトの面接なんかは高校の名前で、口を効く前に採用決定されてたし、大学の時はその地域のバイト料金が安すぎて、する気も起きなかった。
大阪で休みの間だけバイトしてる方がよっぽど儲かったからだ。

でーさんはこの間、仕事の面接に行ったらしい。
でーさんがスカートに皮ジャケットと言うカジュアルな格好で面接会場に向かうと、そこは式場だったそうである。
でーさん「喪服着用なら、そう書いておいて欲しいわ」
みながみな、黒のリクルートスーツだったそうなのだが、
高村「へー、私、喪服はワンピースだよボレロの」
（喪服に転用できる黒のスーツを買って、リクルートと兼ねるなんて頭いい！とか思っている。私の喪服は買った時1回使ったきり、たんすの肥やしになっているのである。4万円もしたのに）
でーさん「いや私も喪服はワンピースだが」
（あ、今、何かとんまな受け答えをしたような気がする）
様々な誤解を産みつつも会話は進む。

そこにで鈴木さんと小曽根君が説明と面接をしていたと言う。

高村「名前覚えて帰って来たの？」（尊敬）
でーさん「ううん？鈴木さんと小曽根君って感じだったの」
どんなかんじであろうか？
私には分からなかった。
でーさん「六大学を出て、入社後12年、脇目も振らず事務畑、現在、小学生2児の父。という感じだったの。で。鈴木さん」
高村「すると、小曽根君はバーコード！」
でーさん「うん、どっちが生えてる方だ？！というような」
高村「風が吹いた時押さえた方と違う方だよ、きっと」
などといいながら、こんな事を言って、もし採用された時に小曽根君がクーラーの下を通る時に、でーさんがじっくり観察するような事があってはならないと思って黙っていたが、

中央で結んであったり（ヘアスプレーで固めて）、
はたまた、バーコードの入れ墨だったりしたら面白いのにな。
などと考えていた高村であった。

（※中曽根康弘。元首相。首相時代はばっちり存在感のあるバーコード頭だったのだが、今は更に薄くなり存在感がなくなって来ている。
諦めの悪い男）

全身筋肉痛。
貧ジャッキー（貧弱）な私を許して．．．。
今日はスクワットはお休みよ。

慣れない事をすると、人は不健康になる。

お客さんに、脇腹のあたりに良性腫瘍を抱えている人がいる。
大きくなってもそんなに問題の無い部位である為か、はたまた、良性だからか（両方だろうが）、手術は必要無く、とりあえず1年に1回大きさをはかるだけと言う、経過観察の腫瘍を持っている。
彼女が言った、

「最近胸の下の肉が、胸と同じぐらいでっぱってきてるんだけど、これも腫瘍かしら？
どうしたらいいと思う？」

それだったらどんなにいいだろうか。
勇気を持って私は告げた。
「それはぜい肉ですよ。その場所の脂肪にキクのはこれ！」

クランチ運動について解説しておいた。
最近、なんても癌のせいにしたがる人（癌じゃ無いかと不安に思う人）が多いが、肥満にまで当てはめたのは彼女が初めてだった。

今日から高村はお客さんと一緒にクランチである。
ファイト！俺！
(※高村さんの職業は薬剤師。本来ならば、ダイエットの健康食品を売り付けるのが筋だが、効かないものを売るのは倫理観が許さないタイプ。不器用者だわ。
あ！！ダイエットの漢方薬を売ればよかったかしら・・・。
今度振ってみよう・・・。）

人に姿を見せられぬ
獣のようなこの体！
早く普通に痩せたい〜！

醜く膨らんだ高村は、今、食事療法と運動の両面から、ダイエットに取り組もうと思っている。（なんと力無いお言葉）
ずっととっていた、弁当の仕出し屋が廃業したので、高村はほぼ昼ごとの揚げ物生活から解放された。
そこで、こんにゃくと豆腐のダイエットを宣言したのである。
ある時は、こんにゃく冷中華とサラダ。
またある時は、冷ややっことエンドウ豆のごまあえ。
バリエーションを効かせて、エンドウ豆入り豆腐、ゆず豆腐、クルミ豆腐、黒ごま豆腐、卵豆腐、抹茶豆腐など、わけの分からないものにも手を出した。
豆腐はきんきんに冷えたのよりも、室温に近い方が味が分かって美味しい。
ちなみにこれは人に頼んで買って来てもらうのだが、ちょっと泣いてしまうような時もある。
冷ややっこと、卯の花。
寄せ豆腐と、ほうれんそうのしろあえ。
お前料理した事ないんか？と、悲しくなる、原材料、大豆セットである。

だがちっとも体重は変わらない。
私の肝臓のグリコーゲンが豊富すぎて、脂肪を使用するのに至らないのかしら。
はー、ケトンボディになりたーい。
（※飢餓状態になって、運動のエネルギーとして、脂肪を燃焼し出すと、血液中にケトン体と言われる脂肪代謝物が増える。血中にケトン体が増えると、吐き気をおこしたり気分が悪くなったりする事が多い。痩せてる人が、食事を抜くと気持ち悪くなったりするのはこのため。余談だが、『親からネグレクト』されて無いかどうかの指標にもなる。）
有間さんに言わせると、
「晩ごはん普通に食べてるからじゃ無いの？昼と晩を入れ替えなよ」
ということである。
そういう意見もあるよねー。（笑）

※ところで燃焼系アミノ式、あれ、スポーツ後に飲んだら太るよ。(まだ成分表の確認はして無いけど、アミノ酸ダイエットが基本なら）
スポーツする15分ぐらい前に飲むと、脂肪を効率良く燃やしてくれるのだ。
スポーツ後の水分補給に飲んだら、身になっちゃうぞ。
と、宙で書いたら、意外に知らない人が居たので。ここにも書こう。
40分以上運動しないと燃えない脂肪を、15分ぐらいから燃やしはじめる（アミノ酸）飲み物なので、飲んで寝ててもダメなのよ〜
ちなみに凹は便秘の人向け。水溶性繊維が入ってる。


ちょろのすけさま。
湿疹だから、誰でもできますがな〜（笑）

最近腰が痛いので、眠る時は横向きで寝ている。
すると、胸にあせもができた。

高村「まだ4月と言うのに、今年は早いよ。5つもできた」
有間「あせもって数えられるの？私のは数えられないよ。高村さんのは吹き出物だよ」

があああーーーーん
吹出物かいな！
吹出物って、何塗ったらいいんだ？
抗生物質か？抗炎症剤か？それともやたら洗えばいいのか？それとも肝臓を丈夫にしたらいいのか？
妙なところにできたので、原因がイマイチ特定できない高村であった。


ところで、高村はでーさんから、ペルー土産に葦笛をもらった。
これでいつかコンドルはとんで行くとか吹いてみたいと思ったのだが、肺活量が足りないのか、ドレミファソソソソとソが4つもでる。（ちょっと進歩した）
道のりは遠い。

さて、でーさんからのお土産にはそれを買った状況が添付されていて、酸欠から来る頭痛に苦しみ、ものうりの人々に囲まれ、逃げる事が出来ずに土産を買っている状況が思い描かれた。
　なんということだ。
メキシコシティーでは、物売りに囲まれた私の手を引き、無理矢理走らせ、追い縋る物売りは良縁祈願のお守りで引き取らせる事までした元気なでーさんが。
富士山に登っても、空気の薄さを感じなかったと言うでーさんが！
クスコは海抜3400メートル、チチカカ湖は3800メートル。
（ちなみに富士山は3776メートル。長時間と言うのがネックだったのか？やはり乙女のお勤めの最中と言う貧血状態のせいか）
チチカカ湖の人達は富士山のてっぺんで、しかも葦の浮島の上でバレーボールを楽しんでいたらしいが、具合の悪かったでーさんは、かつて私がメキシコシティーで苦しんでいた時にバスの窓からジョギングをしている太ったおやじをみつけ、
「は・・・走ってやーがる！し、しんじられねえ。おまえはマラソン選手かッつーの！高地トレーニングかっつーの！！」
と、わりと元気にぐれたように、
「あの人達の血は真っ黒でどろどろに違い無いよ。怪我をしても血はしぶかないんだ」
少々ウラミ節だったらしい。

・・・海抜3800メートルで不確かな足場の上で力強く飛び跳ねるようなそんな肺活量が無いと演奏できない楽器じゃ無いよね？
これ？
つくづくと不安になる高村であった。

数日日記にアクセスできない日が続き、ふいっと入れるようになったら、でーさんの日記が消えていた。
事故？
と思い、聞いてみた。

でーさん「2回も同じ過ちはしないよ〜」

みんな心配しているよ。急だったし。と伝えておいた。

でーさん「う〜む。ためらい傷を残しておくべきだったか」

ペルー日記は？

でーさん「書いてはいたんだけど、献立表のように食べてばっかりだったから。文化的な事とかかける事は少ないんだ。
メキシコの時は一緒に行った人（高村の事）を観察したりして書く事あったけど」

と言う事だったらしい。（観察しないで参加して〜（笑））
個人的には高山で空気が薄く、慢性的に頭痛に悩まされ、ホテルに帰ると、話し相手も無くテレビをつけると日頃見る事も無い日本のアニメがやっていて、
とっとこハム太郎が『セリョリーター！』と叫んでいたのが不快だったり、
ストリートファイターズで、男が二人でパンツまで脱いでプールで泳いでいるのに、教育的指導を生気なく呟いていたりする話で十分、面白そうなのだが、でーさんが望んでいるのが『面白い』でないあたりが難しいところであった。

辛さの余り、コカの葉をかんだり、コカ茶を飲んだりしてドーピングした話や、
諸注意を伝達しながら、まっ先に倒れた添乗員の話やら、
高所では、ツアー中の男の人が斜にかしいでいる（まっすぐ立てないぐらい憔悴している）上に、顔が青を通り越して灰色になっていたよ！埃かぶってるのかと思った！
アメリカの人が日本では具合の悪い人を『青い』顔と表現しますが、アメリカでは『緑の』顔と言いますと言っていたけど、まさしくあれは緑だったよ！
なんて発見で充分だったのに。
マチュピチュの入り口にお馴染みの『世界人類が幸せでありますように』という白いのが立っていて、一気に力が抜けた話など、大変興味深かったと言うのに、残念である。

今紹介されている仕事が決まらなかったら、また復活するかもしれないよ。
とは、失業保険をもらって、暫くゆっくりしていたいでーさんの談話である。

そんなわけで、ちょろのすけさまこんな訳なのです。
八尾さま、天照さま、こんな訳でした。（T!T)

は、まあ置いておいて。

最近、深夜帯に宇宙船艦ヤマトの映画をやっている。
『劇場版宇宙戦艦ヤマト』はテレビシリーズの総集編であった。
これでお金を取ったらダメよね。というナレーションでシーンを繋ぐ構成であったが、この作品の問題はそこではなかった。

デスラー総統は笑いに厳しい！

ここである。
「デスラー総統も相当おすきですなあ」
などという取り巻きのおやじギャグを一切容赦せず、その場で処刑してしまうのだ！
「わがデスラー艦隊にあのような下品な男はいらぬ！」
！！！いっそ心地よい思いっきりのよさである。

ところで、『さらばヤマト』で戦死した人々だけでなく、後にキャプテンハーロックになるはずの古代守まで生き返ってる『ヤマトよ永久に』の扱いは、なんなんだろう。
パラレルワールドか？

どうでもいいが、やたら自爆技が多用されるこのシリーズを見ていると、テロとレジスタンスの違いを考えさせられる。

アメリカはテロだっていうけど、自国に攻め込まれてるんだから、イラク国内で起ってるのはレジスタンス活動だよね？

♪砂の嵐に〜隠さ〜れた〜♪
♪バクダット〜に住んでいる♪
♪顔の濃い〜中年、サダム・フ〜セイン♪
♪アラブの平和を守る為ー、二人の息子に命令だ！ヤア！♪


・・・お客さま、いつからそこに？

長男ウダイ氏と次男クサイ氏の特徴が分からなかった事が、意外に役立ったようで、（短かった為）
鼻歌を唄っているぐらいに思われていたようだ。

あーやれやれ、と店を閉めようとしたら、隣の本屋のタバコの自動販売機の前に、何やら

・・・・人が！

雨が降った跡の濡れたアスファルトの上に、横たわる人陰。
これが茶パツの中高学生だったりしたら、頭から血を流していようとも、
『趣味に違いない』
無視するところだが、
（大の字の大股開きで中学女子が店の前の道ばたに倒れていたので、病気かと思って近付いて行ったら、『見んな、ぼけ！』と言われた事がある。
うちの店の中からでも、君のまっかなパンツが見えるよ、勘弁してくれい、とんだ営業妨害だよ。
とか思っていたら、まっかなビキニ水着である事が判明。
その場で前をはだけてゴロゴロし出したのだ。近年、羞恥心のナイ馬鹿が増えた）
おばさんであったのだ。

救急車を呼んで、声をかける。
うなり声のような返事がある。
こういう時意識を保たせた方がいいのであろうか。
ひっきりなしに声をかけようとしても何を聞いていいのか分からない。

そんな時、通りがかったおばさんが、
「その人どうしたの？」私に話し掛けてくる。
私が知りたい。
「とりあえず、郵便出してくるわね」
といって犬を連れて郵便ポストに行くおばさん。
「春先になると危ないって今日テレビで言ってたわ」
かえってくるだに、思いっきりテレビネタで語りはじめるおばさん。
そうこうするうちに倒れているおばさんは、いびきをかきはじめた。
『これもしや、脳いっ血とかか？』
とか焦りながら、通りがかった、だんなさんを亡くして一人暮らしで、ひびいろんな不安を抱えているおばさんの身の上話を聞く。
「私が倒れても犬は助けてくれないもの」
犬を見ると、近所の野良猫達と遊んでいた。
そのうちおばさんは犬猫達と遊びはじめた。

『この倒れてるおばさんに意識があったら、怒ってるだろうな〜。
意識混濁で不安になってるだろうに、横で人生相談受けてて、しまいには犬猫が飛び跳ねてる。
でも私のせいじゃないんだ。
倒れてるおばさんは返事もしなくなっていびきかいてるし、通りがかったおばさんは熱心に話し掛けてくるんだ。
私のせいじゃない〜〜〜』

救急車が来て、倒れていたおばさんが運ばれんとするその時、お隣の散髪屋さんのねえちゃんが、
「どうしたの？」
と声をかけて来た時には、気疲れの余り、
「見ての通りだ．．．」
と応えた。

見て分からんものは聞いても分からないと言うが、参加していてもとんと分からない。
そこに倒れている人の横で、みのもんたの健康食の信憑性について熱心に質問する人の気持ちなど．．．。

とりあえず、みのもんたがより嫌いになった高村であった。

白村江、これを『はくすきのえ』と読むか、『はくそんこう』と読むかで年が分かる。
そんな事を言ったら、『はくそんこう』と読み出してがっくりだ。さっきまで『はくすきのえ』って言ってたのに。
『はくすきのえ』と呼んだ方が時代の風が吹いていていい感じではないか。

さて、飛鳥の宮跡サイクリング計画を打ち出していたさなかの事である。

いつものように私の話はあっちへふらふら、こっちへふらふらと、注意力のある人間でもかなりの頻度で主題を見失うほど、散文的になっていた。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

カプコムのゲーム会社に勤めていた兄の友人の話。
格闘ゲームを作るのに、敵役にムチを使うキャラを作ったらしいその人。
屋上でムチ動きを観察する為に、ムチをびしばし振っていた。
それは、怪傑ゾロが使うような本格的な長いムチで、振り方によっていろんな動きを見せ、とても複雑だったらしい。
時は昼休みに至り、同僚が身に来た挙げ句、退屈になったのか、ムチを振るうよこで、

同僚「いやー、やめてー、いたいー」
転げ回て遊び出した。
友人のほうもなにやら楽しげな気分になって、笑いながらムチを振るってたらしいのだが、
同僚の顔が凍り付いた。

振り向くと、周辺のビルの人々が彼等の行いに鈴生りになっていたらしい。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

という話をすると、横で聞いていた高村の友人S穂ちゃんが、
「うちの事務所の屋上は目隠しされていて大丈夫だよ！」
などとのたまった。

・・・・彼女の事務所は法律事務所なのだが、その屋上で何か人目をはばかる事が行われてでもいるのだろうか？
弁護士はなるのが大変だと言うし、やはりどこがが歪むのやもしれぬ・・・。

ところで屋上の目隠しってなんだろうか？

店の調剤レセプトコンピューターが新しくなる。
近隣の薬局さんはパソコンもセットごと買うが、我が店は、うちの兄貴が適当に組み立てた。
『これからはDVDーRだぜい』と、お払い箱になったMOがバックアップの基本メディアらしい。
モニターも兄貴が使っていた液晶である。
新しく買ったのは自分の物にして、経費で落とそうと言うコスイ人である。
今までのレセコンがDOSであったため、バージョンアップ費用がしゃれにならない金額になった為の新機種導入である。

私はパソコンの事はよく知らないのであるが、マックユーザーの私は、ワードにもエクセルにも出会った事がなかったので、
「イルカさんに相談してみたいから、入ってるのがいい」
そっと、正規のを買う気にはなりませんかときいてみた。

でーさんがワードだのエクセルだのマウスだの言う話がトンと分からなかった私は、でーさんの
『新しく入った人、すっと経理やってたっていうけど、よく話を聞いたらただのパンチャーだった。自分が何してるかも知らずに打ち込みだけやってて、経理をやってるつもりになってる人多いんだよ。
しかも、”＃＄％％＃（分からない単語）も出来ないんだから、エクセルも使えてないよ』
平易な文脈に直すとこんな感じなのだが、1分間に5回ぐらい理解できない単語が飛び出してくるスリリングな会話をするうち、
「私も現代人として、エクセルぐらい使えないと恥ずかしいのではないだろうか？」
という気分になって来たのである。

でーさんはパソコン関連の検定にだいたいぶっつけ本番で、マウスなどは試験前日の夜にそれと気が付いて一夜漬けで試験を受けて、一発合格するのを常にしている。
すごい！とは常々思っているのであるが、私もイルカ様と対話する事によってよりすごさが実感できるのではないかと、期待しているのである。
無駄だとは思うがでーさんとの間に近年抜きがたく存在する『語彙』という壁を少々は薄くする一助にしたいものである。

兄はそのレセコンにワードとエクセルを入れ（多分違法な行為でしょう）、ついでに、桂米朝の落語を入れてくれた。
パッと見40本以上あった。
テレビ落語、ラジオ落語と入り乱れた録音であったが、調剤室の中で忍び笑いを漏らしながら、仕事する日もちかそうである。
（あやしいので、やめた方がいいと思う）

でーさーん、そのうち高村セレクションとしてCDに焼いて持っていくねー。
でーさんも多分羨む、数少ない能力のパソコンである。
（能力じゃないけどな）

でーさんが旅立ってしまわれた。
わたしはここで、でーさんが旅から帰って旅日記をあげるのを楽しみにしていよう。
直にあって、旅のスケッチブックを見るのも楽しみにしておこう。
そうして、こないだ買って来たPS2ソフトで遊んでいよう。

でーさーん！無事帰って来てねー！

だって、けっこう情勢不安な国にいくんだもの。
生まれて2回目の海外旅行も剛毅だよ．．．。
（1回目がメキシコ）

今日は一日仕事を休んでしまった
咳が止まらず、胃液を吐いてしまうと言うのに、
小児用の粉薬を調剤することは自殺行為な上に、患者の親も嫌がるだろうし、
しかも声が枯れて囁き声しか出なかったのだ。
その上、下し腹だったし。

そんなわけで、寒気と戦いながら、今日はインターネットをしていた。
何やら、下の方に、『自宅で稼げます』とか、この不景気な世の中に嘘臭い宣伝があったので、最近はやりの詐欺かしら？
と思ってからかいがてら見に行くと、
出合い系サイト見たいなところに、男の人が書き込んだら、そこへ、何やら調子のいいメールを出して、返事が帰って来たらお金がもらえると言う、サクラみたいな商売じゃった。

どんな所で誰が財布狙ってるか分からないなあ。
これもピンク系商売なのかしら。

エエ感じに期限切れの風邪薬がたまって来たから、風邪の一つでもひかにゃいかんなあ

などと、このところ健康だった高村。

罰があたったのか、咳と鼻水で寝れない！
家には薬がないのよ〜

ただひたすら夜明けを待つ。

篠原涼子さんが男性用下着のキャンペーンガールになった。（古い話だが）
男物のパンツをはいている女は変態じゃないのか？
でーさんは呟いた。
全くもっともな話である。
でーさんの人間愛に満ちた平等感に目を醒まされた。
パンティをはく男を変態と思う以上、男性用肌着を切る篠原涼子さんを変態と思うべきだ。

今日のつぶやきメモ。

教授は相変わらず典雅だった。
原作よりかなりハッピーな終り方だった（らしい）
原作では教授に襲われて人工肛門になっていたFBI捜査官であったが（どんな目に！！）、そんな事もなかったしね。

※教授は食人癖をお持ちです

指輪物語を観に行った。
字幕だった。
スティング（剣の名前）を「つらぬき丸」と訳すなど、原作っぽくなっていた。

でー「旅の仲間の時は、アラゴルンが『韋駄天』と呼ばれてて、私の頭の中に、佐川急便の赤フンがちらついて大変だったよ。
女子高生がお尻を触ると幸せになれるんだよ」

高村「それはアラゴルンも、痴女に囲まれて迷惑な事だねえ。
DVDでは『トレイダー』と、英語のままだったよ」

でー「アラゴルンは株式でもするのかい？
今、山一證券の株を握って、真っ白に燃え尽きてる姿が浮かんだよ」

高村（何か間違ったような気がしてる）「・・・英語の事だからねえ」

とごまかした私であるが、やはり間違ってたよ、すまない、でーさん！
『ストレイダー』だ！
赤フンも、山一證券もわすれてくれ！
頼む！

映画の感想？は秘密メモにて
内容に触れてしまうので、映画観てない人に悪いから。