高村はフィットネスでシャワー浴びて帰る。
シャワーブースはフロの奥にある。
家ではフロに浸からずにはいられない私だが、共同浴場のフロは、ちょっといいイメージはない。
温泉だったら、水が溢れるようにできているが、フロは同じ水がずっとそこにあるからだ。
微生物がいそうで恐い。

しかし、フロでゆっくりしている人の体を見る事はある。
通販商品などで、肌のくすみを落とすクリームなどを売っているのを見るが、
『この世にピンクの乳首の人なんているの？あかんぼではないんだから。
このような広告で不安感をあおるのが、商売の方法なのね』
と思っていたが、
ピンクの人はいるのである。びっくりした。

さて、なんかすごい高い位置に巨乳が付いているちょっと小太りなおばさんを発見。
『外人か？それとも胸筋を鍛えるとそこまで上がるのか？』
ちょっぴり期待に満ちて見つめてしまったが、友人に言うと、
「それはシリコンだよ、肉じゃないから上にういてくるんだって。
テレビでおかまちゃんが言ってたよ」
というではないか。
なんて私は失礼な事をしてしまったんでしょう・・・。
『あんな位置まで鍛えたら上がるのかなあ』とうらやましく巨乳を眺めていたつもりが、
虚乳を眺めていたとは！
も・・・申し訳ない！

家族や友人以外の裸など、見た事なかった私には、いろんな発見をしたのだった。

何年か前、劇場でウォーター　ボーイズという男子シンクロの物語を観た。

おかしかった。
この映画を劇場まで来て観ている、自分ごとおかしかった。

今日、同名のドラマがスタートした。
プロジェクトX、醤油を世界に広めたキッコーマンのお話と同じ時間帯だった。
悩んだ、悩んだ末、一緒に映画を見に行ったでーさんに電話してみた。

！まだ帰っていなかった。
ソイソースー、とつぶやきながら寂しくドラマの方を観た。
1人で観てもドラマは面白くないのだけど、でーさんも自転車コギながら観てたらいいな〜〜〜
どうでもいいけど何時間運動してるんだ？

高村のマシン筋トレは6種で30分ほど。
気が向けば30〜45分のグループエクササイズに参加し、
気が向かなかったら5.5K／hぐらいで、ぼうっとあるいている。
ほんで、40分〜1時間くらい、プールで歩いたり、飽きて来たら隣のレーンでビート板持ってバタ足をしていたりする。

この一週間、私の体重は、順調に右肩上がりだ・・・。
なんでだ畜生〜〜〜ぅ！

試しに米を変えてみた。
米をかまに入れて、水を入れればオッケー。という憧れの米である。
ついでに、ブリトーニ？のろ過式清水機？を買ってみた。
ビッチャーにフィルターが付いているやつである。
ドイツメーカーのフィルターで大丈夫なのかしら？と思っていたが、『日本使用』のフィルターらしかった。

『外国名ブランド』の私の信用度は、
1国内産（日本）
2ドイツ
グーッとはなれて
3イタリア
サラにずっとはなされて
4フランス・アメリカ
である、クラシックの録音地にほぼ準じる。
国民性が生真面目である方が、製品に信頼がおけ、楽団の協調性も増すと言うものであろう。

たとえ、『日本使用』のフィルターなのに、パッケージ全面英語の説明文でも、私は信じているよ。
ドイツの人は日本人はみんな英語がしゃべれると思っているに違いない！
まさか8年（中・校3年ずつ、大学教養課程で2年）で、片言以前だとは思うまいよ！

早速米を炊き、はちみつと檸檬果汁（合成レモンだそうな）から自家製ハチみつレモンウォーターを作ってみた。
う〜〜ん。今年の夏はこれで行こう！

またまたッ、初心者向けボクササイズを受ける
ジャブ、ストレート、フック、ダッキングを組み合わせてるのであるが、
前でやってるおばちゃんたちがやたら強そうなのである
パンチすごく重そう〜〜〜
家庭で役立てたらえらい事になりそうな気がした
来週は30分でなく、45分に参加しようと思う私である。
（マシントレーニングは、『最低これだけはやろうね』と決められないと、みずから進んではできないのです。惰弱な！ひとなの）

7月は暑くなるだろうから、そに高原（涼しい？）とか、軽めのハイキングをしてでーさんとの体力の差をリサーチしたいものです。

さて、でーさんが今受けているのは多分、全身アスリートコース。（そうとしか思えない。よよよ）
高村が受けているのは、運動不足解消！健康増進コース。
でーさんは毎日、高村は週4日。
大丈夫なのか？せめて、私はシェイプアップポッコリお腹コースにした方がよかったんじゃないのか？悩み所です。

熊野は9月後半とか、涼しそうな頃にいきたいものです。（でーさん、試験大丈夫？）

最近、でーさんとの話はフィットネスでのこもごもになっている。
高村「プールでのしのし歩いていたら、横に刑務所のお風呂があった」
でーさん「ジェットバスだね・・・君のところもブザーが鳴るのか」
とかである。

ところで、高村はフィットネスで運動するようになって・・・太ってしまいました。20分おきに運動かえる短気さがいけないようでス。
ところで私、胸筋が全く無いと言う事が判明。
12キロでギリギリです。
動かなくなると1人で『うふふふふふ』笑いながらやっています。
笑いが出たら限界なんだなと思ってすぐやめてしまいますが。
私だけかなー？筋肉の限界に笑いでるのは・・・。

でーさんに『はじめの一歩』というボクシング漫画を貸した時、
でーさんが、縄跳びをはじめ、
でーさんが、ボクシング観戦を誘って来たので、
『ボクシングジムに入っちゃったらどうしよう！
ボクサー縄跳びを見せてもらわなくちゃいけないわ。
やっぱり町中ではやってもらえないだろうから、家まで行かなくちゃ。
でーさんは速断即決一点集中型だからな〜。
そろそろ入ったって連絡来たらどうしよう』
1人で不安がっていたところ、
「フィットネスに入ったヨ」
と連絡があり。
『ボクササイズで止めてくれたか』
残念なような、嬉しいような気分になった。

さて、私も今日ボクササイズとやらの初心者向けを受けて来た。
けっこう面白かった。

さて、汗だくな他人のTシャツを眺めて、『あの人は絞られている』、うらやましく思っていた私は、今日は500円のフツーのTシャツを着てみた。
『おお！今日の私は絞られている！なんだか汗臭いぞ！』
昨日までの私が絞られていなかった訳でなく、単にシャツの性能の違いだと言う事が分かって満足したので、来週からはスポーツ用のシャツで参加しよう。

今日フィットネスに初めて参加した。
でーさんは比較的空いている時間帯である為、やたらとトレーナーに声をかけられてしまうそうだが、高村はやたら人が多いので、機械は開いてないし、トレーナーも見かけないのであった。

とりあえず、階段登りのマシーンをした。
いつも開いているのである。
足をあげる度に、上にゴツゴツとぶつかって、どうもうまくない。
？
もっと小刻みに動かすとよいのであろうか？

自転車コギをした。
階段登りマシーンでかいた汗が渇いて行く。
何の運動にもなってないのではないか？
負荷を強めるにはどうしたらいいんだ？
機械をいじりまくる。
20分後、なんだか馬鹿らしくなって降りた。
ランニングマシーンで汗だくになっている人をうらやましく眺める。

初心者向けエアロビのプログラムに参加してみる。
両隣りが大柄な男の人であった為、歩幅によって足を踏まれてしまう。
正面の鏡で、横の人との幅を観ながら運動する。
車にのっていてよかった。
本当の初心者である為、足と手が連動しないが、何回か参加していたらどうにかなるであろう。

それにしても人が多いよ。

勝ちTがあたった。
高村が兄の名前で申し込んだ、兄の勝ちTがあたった。
兄は何も言わずに、着ていた。
高村「あ、あったったんや〜。私が出したんやで〜」
兄「なんやそうか、誕生日に届いたから、キリンに知られてるのかと思った」
高村「そんなわけあるかい！」
それにしても、白衣の下に着てもそれと分かるような蒼さであった。
アディダス社製の、あたりモノにしては生地のよいTシャツである。

そこまではよかった。

高村「この蒸し暑いのに何日、同じシャツ着てるねん！（※3日）
着替えろ！洗えよ！」
兄「家に返って来たら脱いでるし、褪せかいた時はタオルでふいている。汚くなんかないわ」
高村「うるさい！塩をふいて斑になる前に洗え！」
兄「着替えぬ！　洗わぬ！　顧みぬぅ〜〜〜！」（ドスを利かせて力強く）
高村「わっはっはっはは！」（笑）

高村家では、正義の有無に関わらず、笑いを取るのに成功したら、それ以上追求しないと言う暗黙のルールがある。
高村は、『顧みてくれ』という願いを込めて、洗濯済の兄のシャツを兄の部屋も枕許に5枚ほど積み上げて来た。
洗濯もせず、畳まず、片付けず、衣服の収納場所すら決めない兄の、（私は決めているのだが、絶対確認しないのだ）、着替えを用意してもらう最終手段だったのかもしれないが、本当にやめて欲しい。
毎朝シャワー浴びてるとかそんな問題ではないのだ。
ホント勘弁して。汗臭いのは暴力だよ。
（兄の名誉の為に、とりあえず本当に臭わなかったのではある。しかし、3日同じシャツを着ていると言う事実が、とにかくいやなのよう〜〜〜）

でーさんとお出かけするとかなりの確率で、ヒマラヤスポーツで服を買ってしまう。
この季節は速乾性Tシャツとかである。
スポーツ用品は性能がいいので好きである。

でーさんが毎日フィットネスに通い、それでなくても鍛え上げられている下半身を更に鍛えている。
このままでは私は足手纏いも良いところなので、私もフィットネスに通う事にした。
でーさん「50代になっても、一緒にスキップできるように！」
というでーさんの口説き文句に頷いた訳では勿論無い。
今だって、スキップなんかした事無いのだから。

そんなわけで、フィットネスクラブで買うと、多分高いだろうと、ヒマラヤにきたのである。
（ヒマラヤスポーツは安いのだー）
高村の買い物。
Tシャツ：紳士Sサイズ
Tシャツ：婦人Mサイズ
シャツ：男子160cm用←テニス用。もっそ汗かいても肌触りよさそう。

ココで店員さんが、「サイズはこれでよろしいですか？」
尋ねて来た。
よいのだ。全部入る。

ハーフパンツ：Mサイズ
リーボックのシューズ

さて、今日は入会をして来た。
今日ちょっとはできるかしらと期待していたが、説明会を受けてからの参加になるそうな。
しょうがないので、見学してきた。
でーさんが、「トレーニングのところには男の人しか居ない。臭いたつよ」といっていたが、全くそのとうりだった。
臭いが確認できるほど近寄りはしなかったが、茶パツのあんちゃんがうじゃうじゃいて、トレーニングしてると言うよりは、器具をつついていた。
高村があの一角に近寄る事はまず無いだろう。
高村は相撲取り以外の人の集団の体臭を嗅ぐ気は一切無いのだ。

でーさんは「フィットネスクラブにはちょろのすけさんがいっぱいいたよ」
と、言っていたが、高村のフィットネスにはちょろのすけさんは居なかった。
（※スタイルがよく筋肉もしっかり付いている人）
なんにせよ、明日は定休日らしいので、水曜日からの話である。

私は歯医者が嫌いである。
（しかし、歯医者さんと言うのは因業な商売だ。
治療して嫌われてるんだから。）
詰め物が取れ、うっかり詰め物を咬んでしまい、歯が砕けた。
歯のカケラと、銀歯を米と一緒に吐き出しながら、身の内に震えるような恐怖を感じていた。
今度歯がくだける悪夢を見る時は、以前とはリアリティに雲泥の差があるだろうと！

それはともかく、歯医者に行ったのだが、麻酔が効かなかった。
神経を抜く事になるかもしれないと言われていたのだが、麻酔が効かなかったので諦められてしまった。
年寄りの歯医者に、拷問技で昔抜かれ、1ヵ月ぐらいモノが考えられないくらいの歯痛に苦しんだ事がある私としては、
はたしてそれでいいのか？と言う思いと共に、ほっとした事は否めない。

さて、そんなこんなで歯医者での私は最弱の高村である。
その精神的疲れから、1日弱いままである。

そんな高村の職場に訪問販売がやって来た。
缶入りのクリーナー、1缶で3800円、2缶で5000円。
弱っていた私はうっかり、2缶もポケットマネーで買ってしまった。
そのクリーナーであっちゃこっちゃ磨き倒したので、筋肉痛である。
それにしても、実演してくれたおやじほどきれいには落ちない。
・・・だまされたのであろうか？

うちの子供は飛んでもない穀潰しだ。
世の中には飛んでもない母親から、いいコが育つのに。
○○棟の山○さんのことをトンビが鷹を生むって言うんだ。
近所でも評判だよ。

愚痴を聴くのも、噂を聴くのも興味はないが仕事のうちと心得てはいる。

「へー、山○さんはどんなひとなんですか」
しかし、「そうなんですかー」意外の口を挟むと碌な事にはならない。

「山○さんは、高校出て、22で結婚したんだよ」
『それはけっこう普通じゃないのか？　ひっくいとこ飛んでる鷹やなー』とは思ったが、何も言わなかった。
「それにくらべて、うちの息子は・・・
高3の二学期になって中退をし、33にもなって結婚しない。
息子は保険にも入れないけれど高額の仕事（ピンク系紹介か、もしくはやくざ系）をしていて、自分の保険に入っているので、年金生活なのに、保険料がすごく高い。
貯金がないので、息子の税金まで払わされる。
食費まで親もちで、家を出て行かない。

どんなところを飛んでいても、それが鷹に見えてしまう、ものすごい低空飛行な息子を持っていた。

これで乱暴者だったら、目も当てられないが、そんな慰めは言えない。
「こんな息子をどう思う？」
「理解できません」
つい正直に応えてしまった私は、ひょっとしなくても客商売に向いていない。

33才の人が17の時・・・、バブル期のピンク産業経験者か、更正はできないな。

私は追い詰められている。
いつも、「でーさんの体力は普通なんかではないわ」と言っていた、それが立証されたのはいいのだが、
下半身の筋力、アスリート並みのでーさんがフィットネスクラブに入ってしまった！！

それでなくても差があるのに、どうすればいいんだ！

焦った高村は、ハローページでフィットネスクラブを調べてみた。
フィットネスクラブはまったくハローページでは宣伝をせず、
バネ屋さんが、やたら広告をのせていた。

スポーツのページにバネ屋の広告・・・。
大リーグ養成ギブスでも発注するのかしら・・・。

高村は車検から帰って来たばかりの車で、熊野古道に旅立った。
高速を走行し、一般道へ。

でーさん「あ！今まで実感なかったけど、ココは確かに和歌山だよ！」
高村「どーしたん」
でーさん「『川に梅酢を捨てないで下さい』って看板が立ってたよ！」
高村「（笑）捨てられた事が分かるほど、捨てたんや」
でーさん「鮎が酢漬けになって浮かんでたんだよ」（笑）
などと看板談義をしながら、熊野古道の入り口についた。

朝から雨がしとしと、だがまあ、大丈夫だろう。
高村は思っていた。
そして案の定、薄曇りから、時折お日さまが覗く、ハイキング日和であった。
高村は雨が振った時の用意は万全であったが、晴れ女なのである。
役の高村行者の神通力である。
と言う事にしておいた。
前日の雨の影響もなく、ぬかるみもない、いい足場であった。

森は深く、石畳は薄く苔むし、冷たい爽やかな風が渡る。
梢を打つ風の音が遠くから『ココココ』と響く。
時折木漏れ日が見える。
実に気持ちのよいハイキングであった。
問題は、日曜日は目的地から、出発地店に放置した私の車のところまで行く最終のバスが3時、と言う事だった。（酷すぎるー）
1時間40分のコースを2時間30分かける我々にはムリであった。
昼過ぎから4時間のコースは歩けなかった。
歩いてもいいが、大阪に帰れなくなるのである。
我々は引き返した、そして、最寄りのバス停目指して下山した。
今度続きから歩こうねー、とかいいながら。
このようなハイキングを続けて行き、最終的に熊野本宮に辿り着きたい我々である。

『やまびこポイント』では、やまびこを楽しみ。
『ほら貝ポイント』では、そんなポイントが！笑い、
パトラッシュも唄った私であった。
ただ、歩きながら
「ランランラ、ランランラ〜♪」と唄ってはむせていました。
ああ！いいー森林浴でした。涼しかったし！
また行きます。

大塚薬品から癒しのつぼマッサージ5点セットをもらった。

1）握りつぼ押し。
これは、暇があったら握りしめればいいのだろうか？
古い漫画で、暇があったらクルミを握っている不良がいたけど（握力増進の為と思われる）、
握りつぼ押しでは音もしないし、そういう利用の仕方は出来ないな。と、なぜか思った。
（握りつぼ押しを2つ、音をさせながら握る人いないかな）

2）つぼ押し棒。
箱をひっくり返しても、つぼについてこ解説はない。
・・・つぼの位置って一般常識なんだろうか。

3）木製回転ローラー（全身用）。
どこに使うの？

4）肩たたき。
肩凝りは持ってないんだなあ。

5）竹ふみ。
やったー。使えるものはっけーん！
いぼいぼのついた竹ふみに早速乗ってみる。
『ぎゃーーーーー！』
と頭の中で叫んでしまうほどに痛い！


高村「私が不健康なんだろうか？それとも竹ふみの機能的問題なのだろうか？」
でー『高村君が不健康なんだよ。私も健康サンダルが履けないんだ』

・・・健康サンダルって、不健康だと履けないんだな。
そんな判断材料だなんて知らなかった。
不健康な人が履ける、健康になる健康サンダル、
誰か作ってくれないかな。

高村はスタートレックピンバッチ（麦チョコつき）を4個かった。
映画、TVシリーズではコミニュケーターと呼ばれる通信機内臓のバッチのピンズである。
友人の家で見かけてよくできていると思ったので、今度のハイキングで使用しようと思ってかっておいたのだ。

かつて、私が運転する車の中では、
「やーっておしまい！」
「あらほらさっさ！」
等、様々なかけ声に対する返事が要求されると書いた事があったが、
リズム感が悪い人とか、ヤケに恥ずかしがる人が同席すると、
ムージョとなって、指令を出すのも疲れてくるのである。

そこで！思い付いた。
ピンバッチで、上官と下士官を指定したら楽しいのではないだろうか。

宇宙艦隊仕官。
宇宙艦隊（共通）。
艦隊医療部。
ここまでは理想的であった。

クリンゴン。

ちょっと敵っぽいぞ、惑星連邦か、バルカンならよかったのだが。

そんな用意だけは万全な高村であったが、このままでは熊野古道はでーさんと二人旅なのであった。
バッチの使い道がないわ・・・。

春が来て、でーさんと会う。
（1回会ったら思い出したかのように分割して日記にあげるので、月に1回程度しか遊んでいない。※声かけてよ、と言う人が希にいるので、念のため）

でーさん「ダイエット、って言うから太ってると思ったけど、痩せたよ」
高村「でーさん、上着が減ったんだよ」
でーさん「周囲に河馬的に太っている人が多いからかなあ、太っているようには見えないよ」

高村、人類河馬科標準体重と認定・・・。
人類河馬科、ムーミンの事であろうか。
幸せそうに生きてそうであるが、今年は日本海の浜に遊びに行く予定なので、水着を着ねばならぬ。
河馬は海に入っちゃダメなのよ。
高村はやっぱり痩せるべきだと思った。

ナカヌキヤで折り畳み式自転車を見つけた。
『ほしいー』

有間「どうするの、自転車なんて乗らないでしょ」
高村「車に乗せて、アクティブな高村君を演出しようかと・・・」
有間「アクティブって、そういうンじゃないだろう」
高村「えー、そう？」
有間「真のアクティブとは、尾道から四国まで、しまなみ海道を自転車で往復した時の私の事を言うのだ！
筋肉痛で膝は伸びず、一週間の間微熱で苦しんだ私の事を！」

があ〜ん！
真のアクティブとは、横たわっている人の事だったとわ！

悪苦体不（アクティブ）・・・。
奥深いな。

・・・でーさんは、思春期の乙女のように言い淀んでいた。
思春期のころのでーさんにはあり得なかった事である。

いったい何をそんなに言い淀んでいるのであろう？
「やっぱり、熊野古道に行くのは、私の体力ではムリって事なの？
私と5時間50分、伴に歩んではくださらないの？」
『え？それ何キロ？地図上5キロの距離を5時間だったら、崖の昇り降りになるから、いやだけど』
「地図上では12キロぐらいかな。でーさんにもコピー送ったよ」
『ん、見てなかった』
「見てくれ。メジャーな道だから、石畳なんかもあるよ。
・・・じゃあ、いったいなんなんだ。
隠れてこっそり再開していた日記を、また消した件か」
『おう！読んでいたのか』
「読んでいたよ・・・」
『誰も読んでないからいいかと思った』
「読んでいたんだよ。じゃあなんだ、いったいなんなんだ？
あ！もしかして嫁に行くとか言わんだろうな！嫁か？嫁なのか？」←遊んでくれなくなる。
『言っても怒らない？』
「場合による」
『・・・高村君から借りていた、はじめの一歩、我慢しきれずに続きを読んでしまったよ！』
「・・・別にいいんじゃないか？」

あんまりにもかわいすぎて、拳骨で頭を撫でたくなるときって、あるもんなんだなあ。
身近な人に、意外なキャラクターを見てしまった。

私は洗濯が好きである。
調子こいて、冬服だけで無く、毛でできたものはみな洗ってしまった。
防虫剤と一緒にしまいこんだ。

やばし！
よく考えればまだ、梅雨もすぎていなかった！


ふくくさん＞
パトラッシュはいいけど、横で歩いているでーさんに『それ、私の事？』と寂しそうにきかれたらどうしよう（汗）
しかし、唄ってみます。
（でーさんは、高村と山に登っていると、
『救助犬の心』になる。『高村君を無事に家に帰してあげなくちゃ！』
とか思いながら歩いているらしいので、ナイスチョイス過ぎるかも（笑）・・・どんな有り様でハイキングしているんだ、私は）

ネロは、幼馴染みの女の子でさえ友達でなかった人だけど（孤独よね。つーか酷い話だよ）、アンパンマンより寂しくはないよね。
なんちゅーたかて、『愛と勇気だけが友達』なのだから！
・・・それは生き物ですらないぜ、アンパンマン・・・。

1人で部屋にいる時、何の音楽もかけない私。
人が部屋にいる時、何の音楽もかけない私。
友人の車の中で、ずーっとあややのCDを聞かされて、拷問だと思った私。
その友人の車に備え付けるべく、ENYA、ウルフルズ、おかげさまブラザースをそれぞれ編集した私。（笑）
私は芸人肌。

紗良さん＞えがったねぇ。
早いってすばらすぃねえ。

でーさんとはここ数年、山登りに行っている。
高村は山に登ると、ぐちっぽくなり、へたばり、そして歌を唄う。
そんな高村に、でーさんは
「恥ずかしいから唄わないで！」
などと言う事は一度も言った事は無い。
大変感謝している。

でーさんはでーさんで、体力の無い高村をおどしたり、すかしたり、あるいは腕を引いたりなんかして、なんとか下山させる。
「高村君は根に持たないでくれるから大変助かるよ」
と、でーさんは言ったが、そこで根に持つのは子供だけだと私は思う。
「なぜだ？ああいうやり取りって楽しく無いか？メキシコの事だって、よく日記で引き合いに出すが、面白いからだよ。
いいネタになったし、いい思い出だよ。
当時も息をきらしながら笑ってた覚えがある」

など、今年行く山を話し合おうと、本屋で登山本を漁りながら話していたら、
「兼ねてから不思議だったんだけど、高村君が山で唄う歌は、『めざめ』たり、『立ち上が』ったりするけど、『歩いて』いる歌は無いね。
『歩いた』り『進んだり』する歌を唄えば、座り込まなくていいんじゃ無いかな？」
と、言われた。
本末転倒だが、今月の山では、その案を試してみよう。
歩く歌な・・・・トトロでは高村は前には進めないな。

威勢のいい歩く歌をたずさえて、今月はどこにハイキング（帰りに温泉）しようか。

温泉つきハイキングの本を購入した高村であった。

ふくくさん＞いらっしゃあい！
ふくくさんに贈る、今日の日記豆知識コーナー！
立ち上がる歌→飛べ！ガンダム
目覚める歌→伝説の巨人イデオン
でーさん→先日まで、爆笑必至の日記を書いていた高村の数少ない友達。
高村の登山→しんどく無い時は、ずっと四方山話をしている。
しんどくなって来たら、泣き言を言う。
動けなくなったら、威勢のいい歌を唄って自らを鼓舞する。
（歩く歌を唄う暇は無い）