行くぜ!!皆既日食ツアー2-1
朝が来てしまった、快適なホテルの部屋から、外に出ると灼熱だった。
ホテルのコンシェルジェに頼んで、タクシーを呼んでもらう。
外に出て待てとジェスチャーで言われたので、待っているのだが、ホテルのおじさんが、盛んに手を振りタクシーを呼び寄せる、度に横から中国人が奪っていく。

「もしかして、呼んだあと捕まえるのは自己責任ちゃうか?」

ホテルでタクシーを呼ぶと、後部座席を開けてこれですよーー、と言ってもらえると思っていた私たちは驚愕した。

「角で手を振るだけなら、自分でするわ!!」

乗り込んだタクシーに岳廟まで連れて行ってもらった。
金庸などの武侠小説によく出てくる、不運の愛国者の廟なのだ。
入場料を払い門を入って、最初の廟には巨大な岳飛の像と、人生を振り返った絵が並んでいた。
名前は知ってるけど詳しくなかったので、絵から人生を読み取ることに。

1)幼いころから学問を
2)幼いころから武門にも
3)成長して、軍人になり
4)戦えば連戦連勝
5)民に慕われ(農民が食料を差し入れに来ている絵)
6)軍隊に軍費が裂けなくなってきても戦争をしていたら。(ここでなぜかあせた色で彩色されていたので、貧乏になったイメージ)
7)お母さんに刺青を彫ってもらいました。

分からぬーーー。
絵画なら言葉の壁を越えるかと思ったが、基本的知識の欠如はいかんともしがたかった。

コメント

天照大神
2009年8月8日1:07

そうなんですよねー。
こちらに気付いて減速したタクシーには触っていないと、横から来た人に取られちゃうんですよねー。
サバイバルだった…。しみじみ。

高村 あまね
2009年8月8日17:34

最終日にやっと、助手席のドアを取ったものが勝ちなんだということがわかったんですよ・・・。
わかるまでが遠かったですねえ・・・。
ほんとサバイバルだった・・・。