歩き始めて2時間ほどで軽い脱水症状になってきたのか、頭痛に悩まされる。
持ってきた塩あめ、水ではどうも追いつかないほどの発汗。
気温が高すぎて、汗染みができる暇も無い。
湖畔の売店でスポーツ飲料を買う。所持金895元とあったが実は、900元(借金5元)で、細かいお金を持ってなかった。
何度も何度も100元札の正偽を確かめられる。
わけのわからないくらい細かいお金で、92元の釣りをもらう。
スポーツドリンクは8元だったようだ。(後々わかるが、観光地価格)
湖畔を歩くことしばし、耐えられなくなったところに、観光電気バスが周回していたので手を揚げて乗せてもらう。
10人ほどでいっぱいになる電気バスは1区間10元。
(後々わかることだが、タクシーの基本料金と一緒だった)

『命の恩人バス』と命名。湖畔を風を感じながら、揺られていく。極楽。

しかし、この極楽は長くは続かなかった。
地元のおみやげ物矢が集まっている区画に行きたいということで、歩き始めた友人についていく。
地図を見ていやな予感がしたが、的中。
はるか遠い・・・。頭痛に続いて耳鳴りがし始める。やばい!!

「トイレに行かせてください・・・。ケンタッキーに入りたい・・・。」

中国のケンタッキーは、セット商品しかないのかと疑うくらい、セット商品を売ろうとするのだが、暑さのあまり飲み物しかほしくない、
1枚しかなかった日本でよく見る、セット以外のメニューを隣のレジから奪い取って、セブンアップ(Lサイズ)を7元で購入。
トイレに行って、ハンドタオルを水で絞って首筋を冷やし、一息つく。
以降首の後ろに濡れタオルが定番になる。

ハエが飛ぶケンタッキーの内部には、いつからこぼれているのかわからないジュースまみれのテーブルとその隣しか空いていなかった。
こわごわ座る。
店員は布巾を持って歩いているのだが、汚れたテーブルと椅子を拭くものはいない・・・。
ケンタッキーって、中国じゃブルジョアだって話を聞いたんだけど違うんかな?
パーティバーレルを店内で平らげる若者の集団は、鳥の骨をテーブルに平気で積んでいた。
(翌日のホテルの朝食でも、回転テーブルに骨やら、とうもろこしの芯やらを隣で並べてくれた中国女性がいた。不快)
1.5lのペットボトルとプラスチックカップは持込なのか?それとも店のシステムなのか、最後までわからなかった。
ほかの席にも足元にペットボトルの突き刺さったパーティバーレルの空き箱が転がっていたので、これが中国のスタイルなのだと思うことにした。(店員さんの半端な片付け)


国民性だからあんまり言いたくないけど、日本人の目から見るとどうしても不潔で、怠惰な感じがするのだった。
周辺を汚して、人の手をかけるのが彼らにとっての富の主張なのかも。
そして店員は働かない。隣のテーブルはすべての店員に無視され、我々が見ている間は誰も掃除しなかった。
気持ち悪いんじゃーーーー!!!

コメント

nophoto
まさよ
2009年7月31日18:55

やっぱり私は中国には行けないと確信した……。

kaichu
2009年8月1日0:28

時々思うんだけど、インド人とか中国人は掃除をする人=身分が低いというような感じを非常に強く持っているのかな・・と思います。

高村 あまね
2009年8月1日23:21

まさよさん>
10年前に比べたら飛躍的に美しかったですよ!
ただ、民族性の限界なのです。多分。

kaichuさま>
私も見ていて、いつか掃除の専門の人が来るのかも思っていたんですけど、来ないんですよね・・・。
何を布巾持って立ってるんじゃい!!!と、イライラするんですよね・・・。
ラテンアメリカの人も掃除しない文化らしいです。
ブラジルからの出稼ぎの人々が増えたとき、日系ブラジル人の子供に、学び舎を生徒たちの手で掃除するということが、どうにも侮辱?に当たるらしくて、小学校で難儀したらしいんですよね。
日系人でもそうなんだなあ・・・。100年って長い。
『立ってる者は親でも使う』庶民育ちの高村には到底わからないのでした。ほっといたって掃除してくれる人いないもんね!