クッキーなど焼くのは初めてのことである。
なぜなら、クッキーだったら買ったほうが安いから。
とっても財布の中が貧しい子供だった高村は、クレープやケーキ、マドレーヌは焼いても、クッキーは買う派だった。

お菓子の何に金がかかるかって言うと、バターが高いんである。
少ないバターで膨れる菓子類につい目が行った高村。
クッキーはブルボン様に任せきりであった。

さて、突然ハーブクッキーを焼こうと思ったのだが、『バジル・オレガノ・レモンピール』これはハーブであろう。
買いに行ったが、レモンピールがスーパーには売っていない。
間違えてレモングラスを買ってきてしまってから気づいた。
皮をむく道具のことをピーラーって言うんだから、皮のことか。
思いついたら、とりあえずやってみる私。

焼きあがったクッキーをかじりながら今調べてみたら、レモンピールとはレモンの皮の砂糖漬けみたいな感じだった。
あーなんか、違うと思ったんだよな。

それでなくても高いバターが、原油高、ユーロ高、日本の減産政策のせいで、価格の高騰のほか、手に入りにくくなっているらしい。
洋菓子店は大変だな。

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