郵貯の女

2007年12月12日
高村の趣味は、手芸、ごく軽い天文、軽い考古学(メソポタミアとか、日本の奈良時代とか)、ぬるいハイキング。である。
本を読むのは教養人なら当たり前なので、なめられるから趣味欄に読書と書くな、とは高校時代の教師の言葉だ。
「読書」の幅が人によって違うと痛感してから、教師とは違う意味で、自分の趣味に読書は入ってないなと思う。

しかし手芸は、作るものがあるときだけだし(捌けなくなるほど無制限に作らない)。

天文はかなりにわかだ、本一冊読んだわけではない。
随分先だけど、屋久島の皆既日食は見に行くつもりだ。
ついでにハイキングもしたい。
出来ればお隣の種子島宇宙センターも見学したいな。
という、軽いもんだ。

メソポタミアは結構本を読んだ。(少ないのだ)
古代インドと、メソポタミアの神話の相似性が面白かったように思う。
でも、高校生ぐらいの時で終わっている。

ハイキングも、てーさんみたいに一人では行ったりしない。

つらつらおもうに、6歳から現在に連綿と続く趣味は貯金だ。
10年満期の定額貯金。6歳のときはなんと利率が8%を越えていたのである。
残念ながら、六歳児の渾身の初貯金は、3千円だったので満期時の喜びは薄かった。

バブルに向かって利率が下がり続け、はじけてがた落ち、更に政策によって地を這った。0.06%時代もある。
郵便局とは時間帯が合わないため、就職してから新たに貯金に行ったりはしなかったのだが、(ばっちり低金利だったし。)
定期に入れたお金は時間がたってることもあり、自分のものという気もしなかったし、おろさず、小銭を除いて入れなおしていたのだ。

さて、満期のお金を預けなおすべく、高村は郵貯銀行に行ったが、すでに4時をちょっぴり回っていた。
注意はしつつ、一応おろさせてはくれたのだが、預けなおすのには、通帳を新しく作り直さねばならないとかで、(郵貯銀行になったから)、タイムオーバーすぎて頼めなかった。
半分以上空欄のある通帳が使えないなんて。
郵便局のときと機械を買い換えた様子もないんだから、使えばいいのに、無駄なことである。

それはさておき、低金利政策前に飛び込み?で入れたお金を持って帰ってきたのである。
10年間ただの数字だったし、この先10年もただの数字となっている予定のお金が。
変な感じである。

wiiでも買うかな。fit売ってないけど。

郵貯の女、私史上初の使い込みを画策中。

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