威圧のかけ方。

最近小さい子は、簡単な漢字に手軽にかわいい当て字をつけて名づけられている子が増えたらしい。
（画数がやたら多い、暴走族のあだ名みたいな名前の子も多い気がする。）
かわいいとは思うが、名付け親の知性を感じてびびったりしたことはない。
「下のお名前は、なんてお読みするんですか？」
初見で読めるわけはないので聞きやすいし。
私が高校生ぐらいのときには、同級生に親の知性を感じる名前の人が時折いた。
たいてい、大学教授の娘さんだったりしたものだ。
知性を試されている気がしたものである。

今回、↓のブックカバーを持っていったら、下の名前を読み間違えていて、イニシャルが間違えていた・・・。
れいこさんだとおもっていたら、あやこさまだったのだ。
NO！雅読みか！下の名前で互いを呼び合う癖のない私にはハードルが高い名前だった。
あやこさまは「大丈夫、れいこは私の第二の名前よ」と私をなぐさめ（よく間違われるらしい、すでに悟りを開いておられた）、ブックカバーをもらってくれた。
簡単な文字でちょっとひねった名前は周囲にまたちょっと違った威圧をかける気がする。
知り合って、すでに20年近く経ってたってのもあるけど・・・。というかそれがすべてだけど。