どこかに雷が落ちて、うちの電話が壊れた。
家を建てたときに遠い親戚のNTT職員が工員連れて来て、設置した電話である。
ドアホンが2つと倉庫でも電話が取れるように、有線の子機、そして無線の子機が付いていた・・・。
NTTの子会社が作った電話機なので、後継の機種で変換機つきの本体の変わりにあうものがあればと、30Kほども離れたNTTの事業所に赴く。
製造から10年たっているので、修理も難しいだろう。
それは覚悟していたのだが。

NTTとの契約が解除されているので、何のデータも残っていません。

壊れた電話機をつかんで訪れた人に言う言葉か。
ここに現物があるでしょ!
この電話の情報をください!後継の機種とかはないのですか?

もう規格が違ってしまってるので、本体を変えるとすべての設備を交換することになります。
インターホン2こ、各子機1こ、本体1こで45万円になります。
ケーブルも引きなおしになるので、工事費は別になります


粘って聞き出したのは、こんなお話だった。
どこまでお役所仕事やねん。一般家庭の電話設備にそんなにかけられるか!
(知らぬ間に父は掛けたみたいだが。請求書見てびっくりしたやろな〜。修理受け付けないくせに、暴利じゃの!)

しかしインターホンはともかく、倉庫の電話がネックになって電気屋で手に入るのには出来ないことが多そう。
スタイリッシュなデザインの、無線でTVインターホン出来る工事不要なやつを物色していたのに残念だ。

インターネットで何とかコードをそのままで使える中古をゲット。
NTTのマニュアルのコピーも購入して、多少不恰好だが
数ヶ月ぶりに我が家にも、電話が通じた。

「あまねー!インターホン鳴らしてくれ。音量チェックするから」
風呂上りによびとめられた。
「ちょっとまってね。すまないねえ、私は裸では外へいけない体なんだよ。」
「気にするな、俺も同じ病気をもっている。」
「これ病気やったんか、しらなんだ。」
こんな会話で幕を下ろした高村家の電話騒動。

コメント

nophoto
雑草・2
2007年9月6日20:26

ぷぷっ♪
さすが高村ん家だっ! 楽しいねっv

しかし…、NTTはだいぶ前に民営になってても「お役所仕事」の姿勢が抜けないよなー☆ 何とかならんのか、あれ。
おかげで携帯も、Docomoにする気が全然おきないさー☆