関西気質

長く東京方面に行っていた友人と会う。
「それ本物？」
ジルコニアのネックレスをほめられた。
土台と鎖（重要）を特殊加工したネックレスなので、ただのジルコニアと銀で出来ているとはまず、思われない。輝きが違う。鎖の。
「いくらだと思う？1000円じゃよ」高村は素直だ。
鎖と土台の加工を選べば、昨今、石なんてまったくこだわる必要はないと思うね！（激しく持論を展開）
20万しようと無くすときはなくなるしね。（友人で打ちひしがれていた人がいたのじゃ）
買うときは600万、売るときは数万円と金属としての価格って言うのが宝飾品の値段よ。濡れ手よ！
ちなみに今着ているコートは、ピュアカシミアで定価8万円が1万5千円だよ。ウールよりも安い！！！ビバ製造卸直販店だよ！
持ち物自慢をしたら、
「関西に帰ってきた・・・・！やっぱり違う！」なにやら感動した様子。
どんなつらい目にあってきたんだい？
そんなに庶民が珍しいかい？高そうなものが高い値段で売ってるのは普通だから、誰も自慢したりしないじゃない。
まあ、私は高いものの値段がわからないけどね。縁がないから。

東京のばらばら殺人事件の犯人の奥さんが高校時代ハンティングワールトのカバンで修学旅行に行ったと言う話を聞き、
高かったんか！あれ！そんな印象に残るほど。
そこに驚くほど、疎い。
同時期、高校の友人が学生時代、お父さんが海外旅行に行って買ってきてくれたの、と嬉しげに見せてくれたにもかかわらず、ブランドとは露知らず、

お父さん、アフリカの自然動物園でハンティングしてきたんか。
有名な動物園土産のカバンが、地図模様ってどういうこと？

とか思いながら、この恥ずかしそうな喜び具合は高いのかな？と、一通りわからないまでも、うらやましがっておいてよかった！
なんて思い出のある私であるので、大阪の女子高生だったのに、東北の女子高生よりブランドに疎いってのも問題あるな私。
（ブランドショップの店舗数の密集度合いから来る偏見）
反省してブランドカバンの、価格をネットで覗いてみた。

百貨店のエスカレーターに乗っていたら、5人中3人ぐらいの割合で持っているコーチのかばんって、布の癖に結構すんねんな。
物の値段がますますわからなくなった高村であった。

私はカバンは機能性と手触りで選びたい。
日傘とペットボトル、長財布、化粧ポーチが入って、型崩れなくちゃんと口が閉まり（トートタイプ不可）。
ヌメ革、スエードとかの手触りのいいやわらかい皮で、ショルダーバックタイプ。重くても大丈夫な補強が入ってるの。
・・・をずっと探している。
きっと、布のコーチよりも安いぜ。