熊野大社に行った事

2003年11月6日
前回のハイキングが余りにもヘナチョコすぎた為、でーさんはちょっぴしおかんむりだった。
どうも、間の悪い事にでーさんの同僚の子供さんが、『保育園』の遠足で訪れたらしかった。
でー「高村君のカメラが大事だからといって、過保護はよくない」
高村「いやーファミリー向けがあそこまでとはね、健脚向けがすごいところだったから、用心深くなりすぎた。
ごめんよ。しかし極端な本だ」
高村はこそくにも、ハイキング用の本のせいにした。

ところで今回の熊野古道は旅行社の日帰りバスツアーである。
前回、運転が大変そうだからと言う、でーさんの思いやりであった。
んが。
でー「いつ山道に入るのかな」
(高村の心の声『さっきバスで、スンゲー登ったからアレが山道だと思うな』)
高村「さあ」

でー「ここで写真撮っても、金剛山と変わらないね」
高村「自然林じゃない杉林だからね。折角紅葉のシーズンなのに、杉じゃあねえ」

すっかり目的は、社前の御茶屋にうつり、勢いよく熊野大社に到着した。


熊野大社と言えば『八咫烏』日本サッカーのエンブレムでお馴染みである。

でー「どうしてこの鴉が模様なの」
高村「ヤマトタケルが、遠征から帰る途中死んで白鳥になった時、都まで道案内をした鴉だから。
ワールドカップやオリンピックに導いてもらおうと言う、縁起かつぎじゃないの?」

(※最重要 このとき、高村はヤマトタケルの『白鳥伝説』と、神武天皇が霊地・熊野を迂回し、ヤタガラスの先導で太陽を背にして大和を建国した(日本書紀)を混同しています。)

でー「八咫烏ってメスなの?」
高村「?さあ? なんで」
でー「死んで鳥になった途端、鳥(ヤマトタケル)がナンパに走ったのかと思って」
高村「そういう話じゃないだろう?!
っていうか切り替えはぇえな、ヤマトタケル!」

という話をしたのだが、基本的に高村はでーさんに嘘を付いてしまっているのでここに訂正しておく。

正しい伝承→
http://www.jiyuu-shikan.org/store/book/zasshi/zasshi0301.html

親鸞上人は自分が真実と思って付いた嘘は嘘ではないと言ったらしいので、その事もかんがみ、でーさんが高村を怒ったりしなければよいなと思いつつ。

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