パイレーツ　オブ　カリビアン

この映画の看板を前に、でーさんが言った
「パイレーツって野球チームだよね」
高村の頭の中には野球の試合をしながら、ピンチになった時の心証風景が、突然、中世風になり、唄い、躍り狂るう、メキシコからやって来たコミカルな野球映画が瞼の奥に浮かんだ。
『アミーゴ！ピンチの後にチャンスあり！カリブ版六甲おろしをマラカスのリズムに合わせて、唄い躍ろう！』
と、頭の中で踊り狂いながら、アメリカの野球チームと戦うのである。
ヤンキースとか巨人な感じよね、選手の頬を札束で叩くようなところが。（高村はアンチ巨人の、なんちゃって阪神ファン、日ハム風味）

この映画のテレビCMを見て兄が言った。
「食人海賊か、夏のホラームービーか」
高村の頭の中には、
客船の船長『乗客の宝石は集めました。乗客の命と船は勘弁して下さい』
海賊『金もそうだが、おれたちは乗客にも用があるのよ』
がばり！
船長『うわ！何をするはなせ・・・！！』ギャー！！！
ばーりばりばり、もーりもり！
・・・・・。
「それはもしや、パイレーツ　オブ　カバリアン？？」

何で、カリブの海賊って言う映画名だといけないんだろう？
ぼけと突っ込みを繰り替えさせる事によって、映画を印象付けさせる為ではないと思うけど。
思うけど、忘れないよ！
カバリアン！