今年のお山

2003年5月7日
でーさんとはここ数年、山登りに行っている。
高村は山に登ると、ぐちっぽくなり、へたばり、そして歌を唄う。
そんな高村に、でーさんは
「恥ずかしいから唄わないで!」
などと言う事は一度も言った事は無い。
大変感謝している。

でーさんはでーさんで、体力の無い高村をおどしたり、すかしたり、あるいは腕を引いたりなんかして、なんとか下山させる。
「高村君は根に持たないでくれるから大変助かるよ」
と、でーさんは言ったが、そこで根に持つのは子供だけだと私は思う。
「なぜだ?ああいうやり取りって楽しく無いか?メキシコの事だって、よく日記で引き合いに出すが、面白いからだよ。
いいネタになったし、いい思い出だよ。
当時も息をきらしながら笑ってた覚えがある」

など、今年行く山を話し合おうと、本屋で登山本を漁りながら話していたら、
「兼ねてから不思議だったんだけど、高村君が山で唄う歌は、『めざめ』たり、『立ち上が』ったりするけど、『歩いて』いる歌は無いね。
『歩いた』り『進んだり』する歌を唄えば、座り込まなくていいんじゃ無いかな?」
と、言われた。
本末転倒だが、今月の山では、その案を試してみよう。
歩く歌な・・・・トトロでは高村は前には進めないな。

威勢のいい歩く歌をたずさえて、今月はどこにハイキング(帰りに温泉)しようか。

温泉つきハイキングの本を購入した高村であった。

ふくくさん>いらっしゃあい!
ふくくさんに贈る、今日の日記豆知識コーナー!
立ち上がる歌→飛べ!ガンダム
目覚める歌→伝説の巨人イデオン
でーさん→先日まで、爆笑必至の日記を書いていた高村の数少ない友達。
高村の登山→しんどく無い時は、ずっと四方山話をしている。
しんどくなって来たら、泣き言を言う。
動けなくなったら、威勢のいい歌を唄って自らを鼓舞する。
(歩く歌を唄う暇は無い)

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