君たちの乙女心は間違っている!
2003年4月30日飛鳥ハイキングでO村さんに教えられた、黒岩重吾の小説をかりて来た。(買おうと思ったら、近所の本屋には無かった)
中大兄皇子、そして、なんでわざわざこんな時代のサスペンスを書くかな?と不思議がっておられた斑鳩宮始末記。
楽しそうである。
さて、飛鳥村は山と言う山も無く、高村は唄わず、へこたれず、しゃがみこまず、その行程を終えたのですが、よく喋りました。
O村さんは、かわそうますみ(漫画家)さんも飛鳥時代を題材にした漫画を書いているよ。
小説が取っ付き難かったら、漫画はどうだい?
かわそうますみさんは少女漫画には珍しく、キャラの顔がちゃんと年をとって行くんだよ。
と、私に勧めて下さいました。
しかし、高村はかわそうますみはとある理由があって読めないのでした。
そう、キャラクターがアップになる時、それは少女漫画では、乙女が喜ぶ効果なのですが、(多用されているところを見ると)
かわそうますみさんのキャラの場合、
『この人、後頭部が無いわ!』
高村は笑いがでて、そこまでの話が台なしになってしまうのです。
(※同じような理由で読めない漫画家さんに、とおみやせんこさんがいらっしゃいます。
角刈り等のデコを出したキャラの、額が気になってしょうがなくなるのです。
ファンの人ごめんなさいよ。こんな人もいるのだと許してください)
そして、やまとわきさんのあさきゆめみし、いやな事があるたんびに源氏の前髪がハラリと額に落ちる・・・そのたび、
『美形ぶりおってプププ』笑いがこぼれます。
そんな話をしていると、S藤さんが言いました。
「高村さん、乙女として間違っているよ」
やはり、乙女としては美しいやまとわきの芸術、2次元の世界にうっとりすべきだ、と、きっと言いたかったに違いありません。
私もカラーなどは大変美しいとは思うのですが、源氏がなー。
と言葉を濁していましたら、
「源氏の君は、自己抑制を覚えるべきだよ。克己心とか、自制心とか」
O村さんはいわれました。
まさに高村の思うところでした。
私だって鬼ではありません、原因が自業自得の同じ過ちでさえ無かったら、落ち込んでる人に
「ひたってるねえ〜〜〜」
などと声はかけないのでございます。
こうして高村の乙女心はギリギリO村さんによって救われたのでございます。
しかし、
「でーさんのリトルマーメイドの時も思ったけど・・・」
(※S藤さんはでーさんのまぶだち)
「え?リトルマーメイドの時は私が隣にいたんだよ。すごくよく作れたんで大満足だったんだけど」
町内会長の魔法使いのおばあさんは、とても秀逸だと大変感心したものです。
「君たちの乙女心は間違っている!」
どうも情緒が足りなかったらしい。
・・・・情緒。
リトルマーメイドは本当の筋を知らないので、人魚姫を情緒的に捕らえると、
「人魚姫は恋だけを知って、幸せに死んで行ったのね」
でいいのだろうか?
少なくとも家事ノイローゼになったり、育児ノイローゼになったり、嫁姑問題に悩んだり、文化圏の違いに苦しんだりはしなかった訳であるし。
・・・・情緒?ああ!なんか違う気がする!
乙女心、それは砂漠の逃げ水に似て、近付いたかと思うと遠く、しかも別に・・・本当にある訳でも無かったらどうしよう・・・。
S藤さんに今度正解をきいてみよう・・・。
中大兄皇子、そして、なんでわざわざこんな時代のサスペンスを書くかな?と不思議がっておられた斑鳩宮始末記。
楽しそうである。
さて、飛鳥村は山と言う山も無く、高村は唄わず、へこたれず、しゃがみこまず、その行程を終えたのですが、よく喋りました。
O村さんは、かわそうますみ(漫画家)さんも飛鳥時代を題材にした漫画を書いているよ。
小説が取っ付き難かったら、漫画はどうだい?
かわそうますみさんは少女漫画には珍しく、キャラの顔がちゃんと年をとって行くんだよ。
と、私に勧めて下さいました。
しかし、高村はかわそうますみはとある理由があって読めないのでした。
そう、キャラクターがアップになる時、それは少女漫画では、乙女が喜ぶ効果なのですが、(多用されているところを見ると)
かわそうますみさんのキャラの場合、
『この人、後頭部が無いわ!』
高村は笑いがでて、そこまでの話が台なしになってしまうのです。
(※同じような理由で読めない漫画家さんに、とおみやせんこさんがいらっしゃいます。
角刈り等のデコを出したキャラの、額が気になってしょうがなくなるのです。
ファンの人ごめんなさいよ。こんな人もいるのだと許してください)
そして、やまとわきさんのあさきゆめみし、いやな事があるたんびに源氏の前髪がハラリと額に落ちる・・・そのたび、
『美形ぶりおってプププ』笑いがこぼれます。
そんな話をしていると、S藤さんが言いました。
「高村さん、乙女として間違っているよ」
やはり、乙女としては美しいやまとわきの芸術、2次元の世界にうっとりすべきだ、と、きっと言いたかったに違いありません。
私もカラーなどは大変美しいとは思うのですが、源氏がなー。
と言葉を濁していましたら、
「源氏の君は、自己抑制を覚えるべきだよ。克己心とか、自制心とか」
O村さんはいわれました。
まさに高村の思うところでした。
私だって鬼ではありません、原因が自業自得の同じ過ちでさえ無かったら、落ち込んでる人に
「ひたってるねえ〜〜〜」
などと声はかけないのでございます。
こうして高村の乙女心はギリギリO村さんによって救われたのでございます。
しかし、
「でーさんのリトルマーメイドの時も思ったけど・・・」
(※S藤さんはでーさんのまぶだち)
「え?リトルマーメイドの時は私が隣にいたんだよ。すごくよく作れたんで大満足だったんだけど」
町内会長の魔法使いのおばあさんは、とても秀逸だと大変感心したものです。
「君たちの乙女心は間違っている!」
どうも情緒が足りなかったらしい。
・・・・情緒。
リトルマーメイドは本当の筋を知らないので、人魚姫を情緒的に捕らえると、
「人魚姫は恋だけを知って、幸せに死んで行ったのね」
でいいのだろうか?
少なくとも家事ノイローゼになったり、育児ノイローゼになったり、嫁姑問題に悩んだり、文化圏の違いに苦しんだりはしなかった訳であるし。
・・・・情緒?ああ!なんか違う気がする!
乙女心、それは砂漠の逃げ水に似て、近付いたかと思うと遠く、しかも別に・・・本当にある訳でも無かったらどうしよう・・・。
S藤さんに今度正解をきいてみよう・・・。
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