杜の都へ

2002年8月10日
高村は出歩かないのに旅行好きだ。
今回、出無精のせいではなく、単に休暇がとれないため、仙台に行くのに息も帰りもバスのナイトライナー利用!と言う体力勝負の旅に出かけた。
やって来たバスはなんと2階建てだった。
おお!イギリスくんだりまで行って、ダブルデッカーに乗れなかった私であるが(路線のみかたが難しかったので放棄した)、よりにもよってこんな時(長距離)に、2階建てかい!
悲喜こもごもの初乗車である。
高村はコンパクトに折り畳みができる体なので、遠慮と礼儀さえわきまえていてくれれば、前席の人に椅子を倒されてもOKであった。
不快指数が高い時は礼儀って重要だ。

だが、高村を不快にさせたのは、効き過ぎたクーラーでもなければ(膝掛けを持って行っていたので大丈夫でした)、前のおじさんのおならでもなかった。
2階建てバスはむち打ちになりそうなほどよく揺れたのである。
高村はすっかり首をおかしくしてしまったのである。
電車で居眠りする時、前のめりになる人と、後ろに反り返る人がいるが、こういう時、前のめりになる人は首を傷めない。
寝顔を通勤客に見られないというのの他に、そんな効能があったとは!
杜の都仙台で首を摩りながら悟った高村である。

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