敗北

ちょろのすけ様は、カーン激ラブ！状態だった。
Yさまも、ビミョーにひきづられておいでだった。
職場でも、染められてる人がいるらしい。
なんと言う影響力・・・・。
高村は、2.5回チラベルトについて熱く語ったにも関わらず、八尾さんが『有名な人なんですね』とコメントをくれたに過ぎず（それでもかなり有り難かったよ・・・）、掲示板の方でも、カーンの話題が華ざかっている・・・。

人徳？人徳なの？
それとも私の愛がかなり足りなかったのか・・・・。（ちょろのすけ様の愛は爆裂ボンバーだった）

でーさんが言うには、人は理想のアニキを求めては居ないからだよ。
ということだった。
・・・そうか、理想のカッコマンは求めていても、理想のアニキ像は求めていないのだな・・・。
高村は拳固めて、「アニキー！アニキついて行きやす！チラベルトアニィにだったら、おいらはハチと呼ばれてもいい！！」
というほどにアニキを求めていたのに、そんなに需要がなかったとは思わなかったよ。
（そういうわけで、別に筋肉だるまが好みなわけではない事を書いておく、大柄な人はそれだけで恐いよ）

時代劇を見ない人生を損している人々の為の解説。
ハチ：なんだかよくわからないが、岡っ引きの親分や同心のところに『てえへんだ！てえへんだ！』と駆け込む下っ引にはこの名が多い。
（銭形平治とか）
作品によっては、「オイオイ、お前ちょっと危ないぞ！」と、声をかけたくなるほど心酔している。

佐々木味津三作品、右門捕物帖なんか嫁のようでした。
衣替えから、御飯の支度までしています。
興味のある方は、青空文庫に行けば読めます。