有間さんは、でーさんにやって見せようと「ジャスティス学園」なる格闘ゲームを持って来ていた。
高村はプレステは持っていた。
だが、兄が私のコントローラーと一緒にプレステ2を貸し出してしまっていた。
高村の手許にあったのは、ダンスダンスレボリューション専用!コントローラー!のみであった。
(足で踏むやつ)
高村:「いい運動になるぞ!」
有間:「この家には・・・(溢れ返るほど物があるのに)・・・(必要なものは)・・・なにもない・・・・!」
クッ!
今まさに、血へどを吐いた野菊の墓の主人公のように、高村のベッドに倒れ伏す有間。

でーさんが有間さんにFLASHアニメの作り方を伝授しようと、高村にペンタブを要求した。
高村:「そう言えば最近使ってないなあ・・・どこやったかなあ・・・」
でー&有間:「この家には・・・何もない・・・!」
二人して倒れ込む。
高村:「失敬な、どこかにはある!質量保存の法則だよ!物は消えて亡くなったりなどしないものだ!どこかにはあるよ!」
何の慰めにも、何の解決にもならなかった。
高村:「何もない事はないさ。私がいるじゃないか!」
この家でなくならないもの。それは私。
だがこの際全く役に立たない事に違いはなく、でーさんも有間さんも、なかなか復活してくれなかった。

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