日本人として!!

2000年11月2日
日本人として!最低限の漢字は操れなくてはならないと思う
昨日の日記で、「妖しい」という漢字を使い間違えてしまったのが、大変屈辱!
無論「怪しい」が正しいのだ。
めっそり。

ところで、最近、某宗教関係の人が店にパンフレットを持ってきて困る。
店に来られると邪険にもできないのだ。居留守も使えないしね。
さてそこで、

「クローンに魂があると思いますか?」ときた。
「あるでしょう!それは勿論!」
びっくりした!有るに決まってるじゃないか・・・。
だが、彼女は、口篭もった。
無いと思っていたのか・・・ひどい話だ・・・。
クローンのに魂が無いと教える宗教って!
日本ではまだないだろうから、実感はないだろうが世界ではもう、クローンの人も普通に成長しているんだから、そんな訳の分からない差別的な事柄を宗教の名で、科学のカの字も知らないおばちゃんに教えるべきではないだろう。
(それにしても、心が狭い宗教だな)

「科学は万能だと思いますか?」
首まで電化製品に漬かっている、現代日本人とも思えない台詞である。
「世の中に、万能と言う言葉はあっても、存在はしていないと思います」
(万能でないといけない理由でも有るのか?教えてくれ?)

「科学ですべての病気が救えると思いますか?」
あほかおまえは・・・。
ここは薬局じゃ〜!
有機化学と自然科学で病気を治すところじゃ〜!
喧嘩売ってるのかい?ひょっとして?ん?
うちは、雑貨売るついでに薬を売ってるような、安売り専門店じゃないのよ?(一応)
「すべてとは言いませんが、そうなるように努力してます」
(おいらだって、おいらなりにがんばっているのよ)
「科学者は自分の基礎研究や知能が、誰かの役に立つと信じて、働いてると思うので。
自分の努力には懐疑的ですが、人の努力は素直に賞賛する事にしてます。
不可能な事とずっといわれてましたが、まだ動物実験段階ですけど、最近は頚骨の骨折などで傷ついた神経を復活する研究が成功したんですよ。
脊椎の損傷で車椅子で生活せざるを得ない人も、そのうち歩き始められるようになるかもしれませんね」
「科学を信じてるんですね」(否定的)
「盲目的に信じているのでは有りません、科学の進歩を知るように努めています」

こんなやり取りが、関西弁で(この文章で見るより優しく緩やかに、無論たのしげに)応酬されとるわけだけども、何が嬉しかったのか、
「新しいパンフレットをお持ちしました〜」
と言って来る。
天地がひっくり返っても、私が入信する日も、そのパンフレットを読む日も来ないので、ゴミが増えるだけなのでやめてくれないかな?(とは言えない)
せめて資源ゴミとして扱う・・・。
(この配ってるパンフ、配り歩いている人が宗教団体から、1部100円(ぐらい)で買うらしい。有料だと知ってるので、いらない、と断ってるのに、置いていくのだ。新興宗教って、信仰するのにお金がかかるのね。そして使ったお金に競争意識でも芽生えるのかね?と、端から見ていて思う)

因みに、上記脊椎の実験の話は本当だが、去年だか、今年できた人間の遺伝子の使用制限の条項に確実に引っかかる(やり方を聞く範囲では、そうとしか思えない)ので、人間レベルで行えるレベルに到達する可能性があったとして、実用されるかどうかは、大いに疑問だ。

そうとも、科学は万能ではないし、すべての人に幸せを約束しない。
そんな不確実な事を声高に言い出したら、それは科学じゃなくて宗教だ。
だからどうした?そんなの当たり前じゃないか。
私が信じていない事を、声高に否定しに来られても困る。

すまない、おいらは、新興宗教に走る心も、信者さんが科学の恩恵にどっぷり漬かりながら、科学は万能じゃないと責める心も分からないんだ・・・。
そして、その話からどうやって神様の話につなげる気なのかと言うところも、実は分からない。
だって、私のほうが弁が立つみたいで、そこまで行き着いた事が無いもんね?(笑)
もう、いい加減あきらめようよ。
私、エホバの商人5人(うち子供2人いたけど)を相手に、
「勉強し直してきます」
と頭を下げさせた女なんだよ。(しかも2回目も)
本格的な宗教ならともかく、新興宗教の、その辺歩いてる人には説得されようが無いんだよ。
早く私の心の声が届くといいなあ。
最初はからかうのも面白いんだけど、続くと面倒くさいんだなあ。(鬼?)

あ、なんか脱線してるな。(しかも長い)

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