エスパーニャ・エスパーニョ・エスパニョール

志摩スペイン村に行ってきた！
高村は早い乗り物がキライなので、世界一のピレネーなど、乗る気も興らない、拷問マシンだ。
しかもレールを見てるだけでめまい起こしそうな、急角度、回転の連続で、好きな人にはたまらないのだろうけど、高村には拷問でしかない。
立地条件のせいか、季節が悪かったのか、場内は結構空いていて、土産物売り場はともかく、乗り物は何一つ並ばないで乗れた。

激しいピレネーの横に、何やらのどかそうなジェットコースターがあった。
乗り物は機関車が模してあって、見るからにのどかそうだ。
「どれ、1つくらい乗っておくか」
子供の頃乗ったのどかな乗り物と信じて、椅子に座った高村とその一行。
「山の向こう側が、すごかったらどうする？」
そう、乗り場からは、岩山のこちらがわしか見えてなかったのだ。
「そんな不吉な事言うな〜！」
何やらのどかに見えた機関車の煙突までもが不吉に見えた。
そして、案の定・・・
「昼食った、パエリヤとスペアリブと鳥と･･･その他もろもろが出てきそうだ！」
ブレーキの胃への一撃がかなり効いてしまった、一同がそこにいた。
「これが、こんななら、ピレネーってどうよ！？」

世界一のジェットコースタか････
これに乗っておいたら、もう一生、ジェトコースター乗らなくてもいいかも･･･
乗っとくかな･･･？
という、気の迷いは一遍にぶっ飛んだ。
この後車を運転して、大阪まで帰らねばならないのだから･･･。